週末に復帰するピロ「ドゥカティにとってロレンソは大きな損失だ」

2年連続3度目のチャンピオンを目指し、開幕戦から4連勝を達成したイタリア選手権に参戦。

ドゥカティ・コルセのテストライダー、ミケーレ・ピロは、今季初のワイルドカード参戦となった第6戦イタリアGPのフリー走行1で転倒を喫したことから欠場を強いられたが、今週末にイモラ・サーキットこと、アウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エディーノ・フェラーリで開催されるイタリア選手権の第3戦イモラ大会に参戦することになった。

「アクシデント後、僕のそばにいてくれた全ての人たちに感謝したい。僕を救ってくれた医師団をはじめ、ドルナやチャンピオンシップのスタッフたちの対応は、本当に素晴らしかった。ドゥカティスタたちやドゥカティスタたちでない人たちも含めて、ファンの励ましに感動した。転倒後は両肩が痛かったけど、物理療法でだいぶ良くなった。先週、精密検査を受けて、全てがOKだったから、今週末はフル参戦するイタリア選手権に出走する」と、負傷から復帰することを説明。

ホームレース後、シーズン末にドゥカティ・チームから離脱することが発表されたホルヘ・ロレンソに関しては、「ホルヘが僕たちのバイクと共に、その才能を発揮できることを嬉しく思うけど、その一方で、僕たちと進む道が別々になってしまうことは残念。ドゥカティにとっては大きな損失だと思う。」

「彼のポテンシャルを見た。全てがOKなとき、違いを出すことができる。時間が必要だということを理解するのに時間を費やした。ライダーとしては常にスピードがあったけど、不自然に走らせていた。ペトルッチはグレートなライダーだけど、ホルヘを自分のチームで起用することは、相手にするように良い」と、元王者の離脱を悲しんだ。

オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録