決勝レース:ロレンソがマルケスに競り勝って総合3位に浮上

ドゥカティ対ホンダのバトルを繰り広げられ、14番グリッドのロッシが6位まで挽回。150戦目の中上は15位。

第11戦オーストリアGPの決勝レースは12日、3番グリッドからスタートした総合5位のホルヘ・ロレンソが僅少さで競り勝ち、第7戦カタルーニャGP以来今季3勝目、最高峰クラスで47勝目、キャリア通算68勝目を挙げ、総合3位に浮上。ドゥカティが開催日程に復帰した16年から3年連続して優勝を飾った。

気温27度、路面温度43度のドライコンディションの中、ポールポジションのマルク・マルケスは、2年連続して最終ラップまで優勝争いを繰り広げ、0.130秒差の2位。5戦連続9度目の表彰台を獲得すれば、2番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは、1.656秒差の3位に入り、2戦連続4度目の表彰台を獲得。

5番グリッドのカル・クラッチローは、9.434秒差の4位に入り、2戦連続7度目となるインディペンデントチームライダー勢の最高位を獲得すれば、4番グリッドのダニロ・ペトルッチは5位に入り、初めてインディペンデントチームライダー部門の最高位に浮上。

14番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、14.026秒差の6位まで挽回。9番グリッドのダニ・ペドロサ、10番グリッドのアレックス・リンス、6番グリッドのヨハン・ザルコが続き、1ラップ目に16番手まで後退した12番グリッドのアルバロ・バウティスタが6戦連続7度目となるトップ10入り。

7番グリッドのティト・ラバットは、終盤にポジションを落として11位。11番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは12位、8番グリッドのアンドレア・イアンノーネは13位、13番グリッドのブラッドリー・スミスは14位。

キャリア通算150戦目となった21番グリッドの中上貴晶は、30.072秒差の15位。6戦ぶり5度目のポイント圏内に進出した。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのマルケスが総合2位のロッシに対して、49ポイント差から59ポイント差にアドバンテージを拡大した。

RESULTS

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