アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニのアレイシ・エスパルガロは、第17戦オーストラリアGPの決勝レースで7列目19番グリッドから22.904秒差の9位。今季3度目となる1桁台に進出したが、1年前の同グランプリの決勝レースで転倒を喫した際に骨折した左手(第4中手骨)を再度負傷した。
「ストレートでスリップストリーム中にマルケス車のパーツが飛んできて、ハンドルと左手に激突した。あの瞬間は走り続けることができないと考えた。激痛に襲われ、クラッチレバーは曲がってしまったけど、クラッチはスタート以外には使用しないから、完走することができた。」
「手を開こうとすると痛みが激しい。問題は以前の骨折が原因で固定するために埋めているプレートが動いてしまい、それが腱に影響して、思うように動かせない。痛みが問題ではない。それだけなら、セパンでも走れる。」
「ウォームアップ走行でビックなステップを果たすことができ、レースでは非常に鋭く走ることができた。これは予選で速く走れることを意味するけど、不運にも終盤はリアのソフトタイヤが厳しくなり始め、8位を維持することができなかった。とにかく、2台の異なるバイクを比較検証した週末を考えれば、これは良い結果だ」と、今季7度目となるポイント圏内に進出したレースを振り返り、左手の精密検査が必要であることを説明した。
ヨハン・ザルコのクラッシュ
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