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2019-01-20
By motogp.com

ドゥカティ・コルセ代表が新たな戦略を説明

2年間の反省を活かし、12年ぶりとなるタイトル奪取に向けて、チーム運営方針を変更。

ドゥカティ・チームは18日、スイスのヌーシャテルに位置するフィリップモリス社の研究所本部で初めてチーム発表会を実施。ドゥカティ・モーターのレース部門であるドゥカティ・コルセのジェネラルマネージャー、ルイジ・ダリーニャは、07年以来となるタイトル奪回を目指し、サテライトチームから昇格させたダニロ・ペトルッチの立場と契約期間を通じて、新たに採用したチーム運営方針を説明した。

「18年は我々にとって非常に重要でした。4年連続して、技術面と競技面の視点から著しく改良でき、成長することができました。歴史的に困難なトラックを含めて、非常に戦闘的になることができ、17年よりも多くの勝利、多くの表彰台を獲得できましたが、我々のライバルたちも改良したことから、全ての分野において、新たなアイデアと効果な進化を考えながら、さらに改良し、準備を進める必要があります。」

「我々はバイクの開発と週末全体のマネージメントにおいて、最適化するためのチームを結成したと確信します。我々の目標は、いつものように野心的にならなければいけません。タイトルを奪回すること以外にありません。」

「ナンバー1、ナンバー2というチームオーダーはありません。ダニロが何勝を挙げましたか?まだ未勝利です。彼の目標は初優勝であり、その後に更なる勝利を追求することになります。我々は彼をサポートします。各自が仕事に取り組み、その後に全てを組み合わせるのではなく、我々は初めて、先にセットにします。共通の進化を達成するための手段であり、これが我々の目標となります。我々の2人のライダーたちは、セッション中の印象を共有して、お互いに助け合います。各自が最大限を引き出すために、お互いに助け合わなければいけません。」

「バイクレースは個人スポーツです。各自が常に自分自身のことを考えます。ロレンソが自分のことを考えました。アンドレアも自分のことを考えました。これからは、このシステムを変えたいと思います。それぞれの哲学には長所と短所があります。新たな哲学には、長所だけがあるとは言いません。当然、短所もあります。理論的には昨年よりも強いことは確かです。当然、ネガティブなところがありますが、異なる手段で、最大限を引き出せることにトライします。」

「もし、新しいパーツを1つだけ準備できれば、それはドビに供給しますが、2人に対して、何も隠さずに説明します。これは通常なことです。1人はまだ優勝を挙げたことがなく、勝利が目標となります。もう1人はタイトル獲得にトライすることが目標です。」

「ダニロとの契約期間は1年です。これは合理的な手段を取り入れたかったからです。契約のシステムを解除するためであり、2人のライダーが同じ年に契約満期となるのは馬鹿げたことです。契約期間を分割にする機会でした」と、新たに採用したライダー起用法と週末の取り組み方を説明。

タイトル争いのライバルとレプソル・ホンダに移籍したホルヘ・ロレンソに対しては、「最も危険なメーカーはホンダ。最も恐れなければいけないライダーはマルケスです。」

「ホルヘを良く理解しています。彼が言うようにチャンピオンであることから、バイクへの順応に注意すべきでしょう。ドゥカティ時代よりも要求される適応時間は短いことは確かですが、結論を出すには時期尚早です」と、説明した。

ドゥカティ・チーム~ミッション・ウインナウ!

当サイトの『ビデオパス』では、ドゥカティ・チームが参加する2月6日からのオフィシャルテストを提供。