決勝レース:王者マルケスが貫禄の独走ウイン!

ロッシが最終ラップに逆転。中上がドライでの最高位となる7位に進出。

第2戦アルゼンチンGPの決勝レースは31日、アウトドロモ・テルマス・デ・リオ・オンドで行われ、ウォームアップ走行で週末5度目の1番時計を刻んだポールポジションのマルク・マルケスがホールショントを決めた後、序盤にアドバンテージを広げ、独走で昨年10月の第18戦マレーシアGP以来今季初優勝、当地で16年以来3年ぶり3勝目、最高峰クラスで45勝目、キャリア通算71勝目を挙げた。

気温27度、路面温度41度のドライコンディションの中、4番グリッドのバレンティーノ・ロッシは最終ラップに逆転して、9.816秒差の2位。昨年7月の第9戦ドイツGP以来となる表彰台を獲得すれば、3番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは、10.530秒差の3位に入り、15年以来4年ぶりの表彰台。5番グリッドのジャック・ミラーは、12.140秒差の4位。

16番グリッドのアレックス・リンスは、12.563秒差の5位まで挽回。10番グリッドのダニロ・ペトルッチは2戦連続の6位

9番グリッドの中上貴晶は、18.160秒差の7位に入り、ドライコンディションでの最高位に進出。

7番グリッドのファビオ・クアルタラロは、新人勢の最高位となる8位。13番グリッドのアレイシ・エスパルガロは、2戦連続のトップ10入りとなる9位。11番グリッドのポル・エスパルガロは10位。12番グリッドのホルヘ・ロレンソは12位。

8番グリッドのカル・クラッチローは、ジャンプスタートで6ラップ目にライドスルーのペナルティ。トップから30.886秒差の最後尾から追い上げ、31.398秒差の13位でフィニッシュ。

2番グリッドのマーベリック・ビニャーレスと6番グリッドのフランコ・モルビデッリは、最終ラップに接触し転倒リタイアを喫した。

チャンピオンシップは、総合2位のマルケスが25ポイントを加算してポイントリーダーに浮上。ドビツィオーソは4ポイント差の走行2位に後退。総合5位のロッシは14ポイント差の総合3位に浮上した。

次戦のアメリカズGPは、6年前の13年に初開催したサーキット・オブ・ジ・アメリカズで12日に初日、14日に決勝レースが行われる。

RESULTS

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