プレスカンファレンス

シーズン3戦目の開幕を前日に控えた中、マルケス、ドビツィオーソ、ロッシ、リンス、ミラー、ロバーツが共同会見に出席。

第3戦アメリカズGPのプレスカンファレンスは11日、サーキット・オブ・ジ・アメリカズのプレスカンファレンスルームで行われ、第2戦アルゼンチンGPで優勝を挙げて総合1位に浮上したマルク・マルケスをはじめ、総合2位のアンドレア・ドビツィオーソ、総合3位のバレンティーノ・ロッシ、総合4位のアレックス・リンス、総合8位のジャック・ミラー、唯一のアメリカ人ライダーとして中量級に参戦するジョー・ロバーツが出席。前戦を振り返り、週末の抱負と期待を語った。

マルク・マルケス
「13年から僕にとって本当にグッドなサーキット。どうなるか楽しみだ。確かに僕たちは調子が良い。ベースがしっかりしている。快適さを感じることが重要だけど、確認しよう。フリー走行1からいつものように取り組み、クレージーにならないように気をつけよう。僕たちの手中にないことをやらずに、僕が知っている走りをしよう。ライバルと天候を確認。土曜は雨が降りそうだけど、それ以外は素晴らしいサーキットでの走行を楽しもう。」

「確かに完璧なラップをすることは不可能。本当に長く、沢山のコーナーとブレーキングポイントがあるから、ミスを犯しやすい。1ラップ2分間と長く、ハードなブレーキングポイントが多く、本当にバンピーな路面だから、全てのラップを一貫して走ることが一番重要だ。時々、周回ごとに走行ラインを変えなければいけない。路面の状態と幾つかの改修を確認する必要がある。」

アンドレア・ドビツィオーソ
「アルゼンチンの週末が本当に嬉しい。僕たちのスピードは本当に良かった。これは期待していなかったこと。グッドなペースで走れることを確認できて嬉しい。確かに、マルクはこのトラックでキングであることを証明したから、彼とファイトすることは、誰にとっても非常に難しい。」

「とにかく、僕たちは可能な限り多くのポイントを稼がなければいけない。そのことに集中する。週末は何が起こっても不思議ではない。タイヤ、天気、路面状態を確認する必要があるけど、僕はリラックスしている。僕たちのベースは大変良いから、昨年よりも戦闘力になれることを期待する。」

「昨年よりもバイクのバランスが取れているから、全てのセクションでより上手く走ることができると思う。アルゼンチンでは全てのセッションがすごく良かったから、今週末は最初から戦闘的になれると思う。優勝を争うために必要な完璧なバランスがあるとは思えないけど、決して分からない。」

バレンティーノ・ロッシ
「表彰台というグッドなリザルトを獲得することで最も良いことの1つは、幸せな気分でリラックスした週を過ごせること。帰国して、このレースに向けて最善の準備に取り組んだ。シーズンで最も特殊で難しく、テクニカルなトラックの1つ。昨年はベストではなかったけど、欧州に向かうことが楽しみ。」

「1年目はとても遅かった。トラックを理解するために、ある程度の時間が必要だった。14年からタイヤに問題があったけど、とても速く走れて、表彰台を獲得した。17年は2位。とてもトリッキーなトラックで、タイムロスしてしまうポイントが多いけど、僕たちのバイクはそれほど悪くないから、ストロングになれるようにトライしよう。」

アレックス・リンス
「僕たちはレースで強い。カタートもアルゼントンも多くのポジションを挽回した。僕たちは良い方向に向かって進んでいる。プラクティスとレースでグッドなスピードがある。レース序盤に上位に位置するためには、予選でのスピードを改善しなければいけないと思う。オーバーテイクでタイヤを酷使させてしまうから、なぜ後方からのスタートになってしまうかを考えなければいけない。改善が必要だ。」

「昨年はバイクのフロントに問題があった。レース毎にフィーリングが良くなり、今年のカタールとアルゼンチンでは、フーリングがとてもナイスだった。マルクが発言したように、同じ走行ラインで走り続けることは難しいけど、昨年のアンドレア・イアンノーネはグレートなレースだった。もし予選が良くなれば、上位に進出できる。楽しみだ。」

ジャック・ミラー
「アルゼンチンのトップ5入りはグレートだった。バレが発言したように、まともな結果で週末は終えることはナイスだ。カタールでシートを飛ばした後、僕は落ち込んでいたから、決定的に良い形で一蹴した。今シーズンはシーズンを通じて、ここにいるライダーたちとファイトしなければいけない。カタールとアルゼンチンでグッドなペースを証明し、オースティンは好きなトラックだ。昨年は怪我があり、少し苦しんだけど、今年の体調は100%。」

「ストレートに入るとき、僕は遅れない。馬鹿げたようなブレーキングやフロントタイヤを料理する必要がなくなった。これは助けとなる。僕はライダーとして成熟したと感じる。プラクティスでは、レースシミュレーションに向けて沢山の仕事に取り組んでいる。メンタリティを保ち、仕事を続ける必要がある。」

ジョー・ロバーツ
「オースティンに来ることが好きだ。ワールドレベルのレースに参戦する前は、お気に入りの観光だった。全てのファンと一緒にここいることは、とてもナイスな気分だ。今年の始まりは少し難しかった。前戦で大きく進歩して、転倒する前までは、上位陣とのギャップはベストだった。チームが一新して、僅かな時間が経っていないから、ポジティブなことだけを見て、前進しなければいけない。」

オフィシャルウェブサイトの『ビデオパス』では、第3戦アメリカズGPのフリー走行1から決勝レースまでを完全生中継。時差で見逃してもオンデマンドで見放題。オフィシャルアプリを利用すれば、いつでも、どこでも、観たいときに『ビデオパス』の視聴が可能。
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