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2019-04-13
By motogp.com

バイクがストールした場合のグリッド手順に関する規則

より安全に、より明確に、より公平にするための手順を決定し即時施行することを発表。

FIM国際モーターサイクリズム連盟は13日、グランプリ・コミッションがウォームアップラップとレーススタート前後にバイクがストールした場合に関する手順に関して協議を行い、次の決定を即時施行することを発表した。

現行の規則では、レーススタート前のウォームアップラップ後に、グリッド上でストールしたバイクをスタートする試みは禁止されている。援助を必要とするライダーは、ピットレーンに移動しなければいけない。

ただし、ウォームアップラップのスタート時にバイクがストールした場合は、ウォームアップラップへの合流を試みるために、短期間で、リスタートを試みる目的で援助を受けることが許可される。同じことが、レーススタート後にストールしたバイクにも適用され、グリッド上でリスタートを試みるために援助が許可される。

各状況(ウォームアップラップのスタート、レースのスタート、レーススタート後)に対する現行の規則では、許可されることに関して、重要な瞬間に決断を下さなければいけないチームとグリッドマーシャルに混乱をもたらし、援助を受けられるマーシャルが近くにいる場合と、いない場合があるかもしれないという潜在的な不公平がある。

今日、全てのクラスのバイクは、プッシュスタートが難しく、チームのメカニックがライダーを援助するためにスターターエンジンを持参してグリッドに再度進入するという危険性があり、明らかに安全上の理由から許可することはできない。

手順をより安全に、より明確に、より公平にするために、同じ手順が今後、全ての状況に適用される。

ウォームアップラップのスタート時に、ストールしたバイクはリスタートすることができず、援助を受けるために、即時にピットレーンへ移動しなければいけない。もし、ピットレーンが閉鎖される前に、ピットレーンから出ることができれば、ウォームアップランに合流して、グリッドの最後尾からレースをスタートさせることができる。

レースのスタート前後に、バイクがグリッド上でストールした場合、援助を受けるためにピットレーンに移動しなければいけない。

チームのスタッフと装備は、ウォームアップラップ、もしくはレースのどちらかでグリッド上から立ち退いた後、グッドに戻ることはできない。