モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGPのバレンティーノ・ロッシは、第4戦スペインGPのプレスカンファレンスに出席した際に、2位を獲得した前戦アメリカズGPを振り返り、通算10度目のタイトル獲得に挑戦することを改めて宣言した。
「オースティンでは、ベストだったマルケスが転んで、優勝を挙げる絶好の機会だっただけに、リンスとのバトルに勝てなくて本当に悔しかった。重要なのは、あそこにいること。可能性を追求すること。しばらく勝っていない。10年近く勝っていないような気分だけど、何時チャンスが来るのか楽しみ。」
「シーズン最後までタイトル争いがしたい。現実的には、昨年は前半戦終了時点で総合2位だったけど、マルケスから60ポイント差も引き離されていた。もし、オースティンで彼が転んでいなかったから、3戦中2勝を挙げ、ギャップが20ポイント差に広がっていただろう。彼のミスでチャンピオンシップはオープンとなっている。現時点で、ビニャーレスやロレンソといった苦しんでいるライダーが数人いるけど、彼らが上位争いに戻って来るだろう。」
「シーズンのスタートが嬉しい。僕たちは非常に強く、重要なポイントを稼いだ。ヘレスからシーズンの最も重要な時期が始まる。目標はチャンピオンシップに向けてファイトすることだ。チームの雰囲気は最高だ。当然、結果につながっている」と、勢いに乗って、タイトル争いに挑戦することを強調した。
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