決勝レース:総合1位マルケスがホンダに300勝目をもたらす独走V

ドゥカティ勢のドビツィオーソ、ペトルッチ、ミラーが続き、ロッシが5位に進出。中上は転倒。

第5戦フランスGPの決勝レースは19日、ルマンのブガッティ・サーキットで行われ、ポールポジションのマルク・マルケスが独走。前戦スペインGPに続き2戦連続3度目の優勝。最高峰クラスで47勝目、当地で2年連続4勝目、キャリア通算73勝目を挙げ、ホンダに最高峰クラス通算300勝をもたらした。

気温15度。路面温度19度のドライコンディションの中、4番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは、1.984秒差の2位。3戦ぶり3度目の表彰台を獲得すれば、2番グリッドのダニロ・ペトルッチは、2.142秒差の3位に入り、今季の最高位を獲得。

3番グリッドのジャック・ミラーは、2.940秒差の4位に入り、今季3度目となるインディペンデントチームライダー部門の最高位に進出。

5番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、3.053秒差の5位。

12番グリッドのポル・エスパルガロは、ドライコンディションでKTMの最高位となる6位。6番グリッドのフランコ・モルビデッリは、2戦連続の7位。

ウォームアップ走行で週末2度目の1番手に進出した10番グリッドのファビオ・クアルタラロは、コースアウトで17番手まで後退したが、8位まで挽回して、今季3度目となる新人勢の最高位に進出。

15番グリッドのカル・クラッチローと19番グリッドのアレックス・リンスは、後方から追い上げてトップ10入り。8番グリッドのホルヘ・ロレンソは、今季の最高位となる11位。

17番グリッドのカレル・アブラハムと18番グリッドのジョアン・ミルは、ウォームアップランで転倒。11番グリッドのマーベリック・ビニャーレスと13番グリッドのフランセスコ・バグナイアは、7ラップ目に接触転倒。

7番グリッドの中上貴晶は、12番手走行中の19ラップ目に週末2度目、今季2度目の転倒を喫してリタイア。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのマルケスが25ポイントを加算。総合2位に再浮上したドビツィオーソに対して、アドバンテージを8ポイント差に広げた。

次戦イタリアGPは、ムジェロ・サーキットことアウトードロモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロ5月31日に初日、6月2日に決勝レースが開催される。

RESULTS

オフィシャルウェブサイトの『ビデオパス』では、第5戦フランスGPのオンデマンドを配信。最終戦バレンシアGPまで完全生中継で提供。
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