決勝レース:ペトルッチがホームのムジェロでキャリア初優勝

ペトルッチ、マルケス、ドビツィオーソ、リンスがゴールラインまで優勝争いを繰り広げ、中上が5位に進出。

第6戦イタリアGPの決勝レースは2日、ムジェロ・サーキットで行われ、3番グリッドのダニロ・ペトルッチがゴールラインまで繰り広げられた優勝争いを僅少さで制し、総合5位から4位に浮上した。

気温29度、路面温度49度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で週末3度目の1番手に進出したポールポジションのマルク・マルケスは、0.043秒差の2位に入り、3戦連続5度目の表彰台を獲得すれば、9番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは、0.338秒差の3位に入り、2戦連続4度目の表彰台を獲得。

13番グリッドのアレックス・リンスは、0.535秒差の4位まで挽回。

10番グリッドの中上貴晶は、6.535秒差の5位。最高峰クラスでの自己最高位を獲得すれば、7番グリッドのマーベリック・ビニャーレス、12番グリッドのミケーレ・ピロ、6番グリッドのカル・クラッチロー、11番グリッドのポル・エスパルガロ、2番グリッドのファビオ・クアルタラロがトップ10入り。

4番グリッドのフランコ・モルビデッリは、10番手走行中の6ラップ目に今季3度目の転倒。8番グリッドのフランセスコ・バグナイアは、7番手走行中の12ラップ目に今季5度目の転倒。5番グリッドのジャック・ミラーは、5番手走行中の16ラップ目に週末2度目、今季9度目の転倒。

18番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、5ラップ目にコースアウトで22番手まで後退した後、8ラップ目に今季初転倒を喫し、17年10月の第15戦日本GP以来となる転倒リタイアを喫した。

チャンピオンシップは、総合1位マルケスと総合2位ドビツィオーソのギャップが8ポイント差から12ポイント差に拡大した。

次戦カタルーニャGPは、バルセロナ‐カタルーニャ・サーキットで14日に初日、16日に決勝レースが開催され、17日にはオフィシャルテストが実施される。

RESULTS

20%割引で提供中の『ビデオパス』では、高画質&臨場感あふれる映像で、第6戦イタリアGPの全動画をオンデマンドで配信!