決勝レース:アルボリーノが負傷ロレンソに捧げる優勝

小椋が自己最高タイの6位。真崎と佐々木は13位と17位。鳥羽と鈴木は転倒リタイア。

第8戦TTアッセンの決勝レースは30日、TT・サーキット・アッセンで行われ、ウォームアップ走行で週末2度目の1番手に進出した3番グリッドのトニー・アルボリーノがラスト2ラップにベストラップをマークし、最終ラップに逆転。第6戦イタリアGPに続く今季2勝目を挙げ、総合6位から4位に浮上した。

気温25度、路面温度38度のドライコンディションの中、8番グリッドのロレンソォ・ダッラ・ポルタは、0.045秒差の2位に入り、今季4度目の2位を獲得。7番グリッドのヤコブ・コーンフィールは、トラックリミットを何度も越えたことから、トップ走行中のラスト2ラップにロングランプペナルティを実行して、1.562秒差の3位に進出。昨年8月の第10戦チェコGP以来となる表彰台を獲得すれば、16番グリッドのガブリエル・ロドリゴは4位。20番グリッドのジョン・マックフィーは5位。

6番グリッドの小椋藍は、2.264秒差の6位。2戦連続の自己最高位タイ、2戦連続3度目となる日本勢の最高位に進出すれば、前戦カタルーニャGPで優勝を挙げた12番グリッドのマルコス・ラミレスは7位。

ポールポジションのニッコロ・アントネッリは、ロングラップペナルティで23番手まで後退したが、8位まで挽回。9番グリッドのアロン・カネトは12位。14番グリッドの真崎一輝は13位。10番グリッドの佐々木歩夢は17位。

トップグループ内で走行していた2番グリッドの鳥羽海渡、4番グリッドの鈴木竜生、5番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティ、11番グリッドのラウール・フェルナンデェスが多重クラッシュでリタイア。

チャンピオンシップは、総合1位のカネトが4ポイントを加算。総合2位のダッラ・ポルタが23ポイント差から7ポイント差に接近した。

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