8月のテストに向けてキュミリングを視察

8月19日から2日間、最高峰クラスに参戦するメーカーのテストチームがテストを予定。

FIM国際モーターサイクリズム連盟でセーフティオフィサーを担当するフランコ・ウンチーニドルナスポーツでレースディレクションを担当であるロリス・カピロッシ、同社スポーティング・シニアマネージャーのカルロス・エスペレータは1日、将来のフィンランドGPの開催地となる建設中のキュミリングを訪問。フィンランド連盟の会長タピオ・ネヴァラとサーキットのディレクターを務めるティモ・ポホヨラの案内の下、安全面、レイアウト、工事の進行具合を確認。

縁石の位置と長さ、トラックマーシャルとメディカルスタッフ、フラッグの配置などを指摘する機会となり、8月のテスト後に詳細を詰めることで合意した。

フィンランド連盟のネヴァラは、「安全面の専門家たちから素晴らしいフィードバックを得ました。我々は世界で最も素晴らしいサーキットの1つとなるキュミリングの建設を継続します」と、予定されている8月のテストに向けて、工事を進めることを説明。

ドルナスポーツのエスペレータは、「我々は驚くべき進歩を確認しました。8月にはテストの準備が整うと思います。トラックのレイアウトは素晴らしく、エキサイティングなレースにつながることを願います。今回の訪問で全ての建設工事が計画通りに進んでいることを確認し、このトラックでMotoGP™バイクが走る姿が見たいです。とても楽しみです」と、視察の感想を語った。

キュミリングは、時計回りの全長4550メートル。13つの右コーナー、5つの右コーナーを構え、コース幅は12メートルから20メートル。高低差は最大で24メートル。建設計画に従って6月17日からアスファルト舗装に着手し、7月中旬に舗装工事の終了を目指す。

KymiRing
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