アプリリア・レーシングは、グレシーニ・レーシングとコラボを結成して、15年に04年以来16年ぶりに最高峰クラスに復帰すると、18年6月に初めて優勝経験があるライダー、アンドレア・イアンノーネと契約。
開発作業を継続する目的で5月に契約を延長したアレイシ・エスパルガロのチームメイトに指名し、ドゥカティとスズキのファクトリーチームに所属した経験が期待されたが、最終戦後のオフィシャルテストから相次ぐ転倒と病気に見舞われ、アプリリア車への順応が遅れた上、第4戦スペインGPの転倒で左足を負傷。
第5戦フランスGPでは最後まで走り切ることができなかったが、1月にアプリリア・レーシングの最高経営責任者に就任したマッシモ・リボラ、過去に加藤大治郎、トニ・エリアス、マルコ・メランドリのクルーチーフを担当したファブリツィオ・チェッキーニのサポートを受け、ホームレースの第6戦イタリアGPから15位、11位、10位、13位に進出。
「メンタリティをしっかり維持したい。まずはポジティブな考え方から。アルゼンチンでは、良い始まりだった。フィーリングは良かったけど、2日目に新しいことに取り組んだら、状況が一転してしまった。しかし、これは僕と僕のチーフクルー、チーム自身にとっても経験となる。レースで代償を払うことになってしまったけど、全てがポジティブなんだ。」
「僕はグッドなチームに所属する。本当に良いグループだ。僕は落ち着いている。スズキ時代の1年目に急ぐことは良くないと学んだ。開発には時間が必要であることを理解している。ガチガチにならず、リラックスして仕事に取り組み、ステップ・バイ・ステップで改良しなければいけない。これはチャレンジなんだ」と、心境を打ち明け、ベースを17年型に戻した17.2モデルで加速の改善とフロントの快適さを追求する。
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— MotoGP™ ???? (@MotoGP) 17 de julio de 2019
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