自己最高位の総合2位に進出したドビツィオーソ

前半戦9戦を終了した時点で17年の総合3位、18年の総合4位を上回る。

最高峰クラス12年目、ドゥカティから6年目の19年シーズンに、シーズン9戦を終了した時点で自己最高位となる総合2位に進出したアンドレア・ドビツィオーソは、17年と18年の後半戦を再現させ、タイトル獲得に挑戦する。

開幕戦カタールGPで2年連続の優勝発進を決めた後、第2戦アルゼンチンGPで3位、第3戦アメリカズGPで4位に進出し、ポイントリーダーとしてヨーロッパラウンドを迎えると、第4戦スペインGPで4位、第5戦フランスGPで2位、第6戦イタリアGPで3位。前半戦で2度と3度の表彰台獲得にとどまった17年と18年を上回る4度の表彰台を獲得。

デスモセディチGP19の高い戦闘力を証明。第7戦カタルーニャGPで多重クラッシュに巻き込まれ、今季初の転倒リタイアを喫した後のオフィシャルテストでコーナーの進入が改善されたが、第8戦TTアッセンで4位、第9戦ドイツGPで5位。順位以上に優勝者からのタイム差が広がり、コーナリングスピードの改善を要求。

昨年優勝を挙げた第10戦チェコGPから4勝を含む5度の表彰台を獲得した17年、3勝を含む7度の表彰台を獲得した18年の後半戦を再現させるだけでなく、20年を視野に入れたデスモセディチGPの改良に着手する。

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