レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングのヨハン・ザルコは、第9戦ドイツGPの決勝レースで週末2回目、今季11回目の転倒(今季初の転倒リタイア)。昨シーズンの年間9回を上回り、最高峰クラス1年目の年間12回に接近した。
昨シーズンクラス最多となる23回(前半戦終了した時点で11回)の転倒数を記録したマルク・マルケスは、頻繁に転倒を回避。第5戦フランスGPの公式予選2で今季6回目の転倒を喫したが、それ以降は4戦連続して転倒なし。転倒リタイアは、第3戦アメリカズGPの1回のみ。
昨シーズンの転倒数を上回ったのは、ダニロ・ペトルッチ。年間18戦の4回から前半戦9戦だけで6回を記録すれば、ホルヘ・ロレンソとマーベリック・ビニャーレスは、昨シーズンの転倒数に並んだ。
最少転倒数は、アンドレア・ドビツィオーソとファビオ・クアルタラロの2回。ドビツィオーソは他車と接触した第7戦カタルーニャGP、クアルタラロは第9戦ドイツGPでそれぞれ転倒リタイアを強いられた。
最多の転倒リタイアは、フランセスコ・バグナイアの4回。ビニャーレスは、第2戦アルゼンチンGP、第5戦フランスGP、第7戦カタルーニャGPの3戦で他車に後方から追突を受けて転倒すれば、バレンティーノ・ロッシは、11年以来となる3戦連続の転倒リタイアを記録。
転倒リタイアがないのは、ペトルッチ、ポル・エスパルガロ、ミゲール・オリベイラの3人だった。
転倒ランキング
ヨハン・ザルコ: 11回
ジャック・ミラー: 10回
ジョアン・ミル: 9回
フランセスコ・バグナイア: 8回
アレックス・リンス: 7回
カレル・アブラハム: 6回
カル・クラッチロー: 6回
ホルヘ・ロレンソ: 6回
マルク・マルケス: 6回
ダニロ・ペトルッチ: 6回
アレイシ・エスパルガロ: 5回
ポル・エスパルガロ: 5回
フランコ・モルビデッリ: 5回
ティト・ラバット: 5回
中上貴晶: 4回
バレンティーノ・ロッシ: 4回
ハーフィス・シャーリン: 4回
マーベリック・ビニャーレス: 4回
アンドレア・イアンノーネ: 3回
ミゲール・オリベイラ: 3回
アンドレア・ドビツィオーソ: 2回
ファビオ・クアルタラロ: 2回
初めてのアクセスですか?登録