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2019-08-20
By Team SUZUKI ECSTAR

オフィシャルテストで転倒したミルがイギリスGPも欠場

精密検査の結果、順調に回復していることを確認したが、完治を目指して、リハビリを継続。

チーム・スズキ・エクスターは20日、後半戦開幕後のオフィシャルテストで転倒を喫した際に肺挫傷が原因で前戦オーストリアGPを欠場したジョアン・ミルが今週末にシルバーストンで開催される第12戦イギリスGPを欠場することを発表。テストライダーのシルバン・ギュントーリを代役として起用する。

転倒後に5日からチェコ・ブルノ市内の大学病院に入院。9日に医療専用機でスペイン・バルセロナ市内の大学病院に搬送され入院していたが、12日に退院して自宅で静養。回復具合を確認するために精密検査を受けた結果、肺挫傷はまだ100%完治せず、トレーニング不足による衰弱感があることから、チャンピンシップのメディカルディレクターを務めるアンヘル・チャルテ、チーム、ミル本人と話し合いの末、大事を取って欠場することを決断。

検査を担当したチェルテ医師は、「肺に残留物が残っていることを検出しました。安全面の理由から、まだ復帰せず、100%回復することが最善だと考えます。今後は肺活量を回復させ、数週間の無活動の後で全体のフィジカルコンディションを強化しなければいけません。そのためには、歩行やランニング、山での歩行、限られた中でのバイク走行が可能です」と、欠場の理由とリハビリを説明。

2戦連続して欠場を強いられるミルは、「シルバーストンに行くことができない。本当に残念なことだけど、健康第一。アクシデント後に病院と自宅で数週間休み、歩行を始めたけど、検査の結果、まだ100%でないことを確認したから、医師からリハビリを続ける方が良いと診断してくれた。」

「次戦に向けて体調を整え、大きなリスクを背負わずに走れるようになるために、もう少し強めのトレーニングを始めよう。僕の側で世話をしてくれる人たち、心配してくれるチームのみんな、励ましてくれるファンに感謝したい」と、3週間後の第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPでの復帰を目指すことを語った。

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