万全な体調に仕上げてきたドビツィオーソ「目標は昨年と一昨年の再現」

ドゥカティ・チームのアンドレア・ドビツィオーソは、前戦イギリスＧＰで今季２度目の転倒リタイアを喫した後、ホームグランプリとなる第１３戦サンマリノ＆リビエラ・ディ・リミニＧＰの開催地で実施されたオフィシャルテストに参加。

初日午前のセッションをキャンセルしたが、１日半のセッションで４.３レース分のレース距離に相当する１１８ラップを周回して総合１７番手。

今週末は１７年に３位表彰台、１８年に優勝を挙げたミサノ・ワールド・サーキット－マルコ・シモンチェリでポイントリーダー、マルク・マルケスとのポイント差を詰めるために今季３勝目、７度目の表彰台獲得を狙う。

「シルバーストンのアクシデントは、非常にハードなクラッシュで、もっと酷いことになっていたかもしれないから、普通にグランプリに参戦できることを幸運に感じる。２日間のテストはフィジカルコンディションが１００％ではなかったけど、週末に向けて万全な体調に仕上げ、特別なサーキットで走ることに対して気持ちが高まっている。」

「目標は週末を通じて戦闘力が高く、表彰台を獲得した昨年と一昨年の結果を再現させること。それ以外にない。デスモセディチＧＰに早く乗りたい」と、優勝、表彰台に挑戦することを宣言した。