Moto3™クラスプレビュー

22ポイント差のダッラ・ポルタ対カネトのタイトル争い。日本勢の鈴木、小椋、鳥羽、佐々木、真崎が上位進出を狙う。

第14戦アラゴンGPは、モーターランド・アラゴンで9月20日に初日、21日に決勝レースを開催。ホームレースとなった前戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPで8位に進出したポイントリーダーのロレンソォ・ダッラ・ポルタが残り6戦、150ポイントのタイトル争いにおいて、昨年の13位が最高位だった当地でポイント差の拡大を狙う。

総合2位のアロン・カネトは、テクニカルトラブルが原因で今季初のリタイア。2年前の5位が最高位だったホームレースで22ポイント差の挽回を目指す。

ホームレースで4戦連続7度目の表彰台を獲得した総合3位のトニー・アルボリーノは、ダッラ・ポルタに30ポイント差、カネロに8ポイント差に接近。タイトル争いに加われば、ホームレースで転倒した総合5位のニッコロ・アントネッリは、左手首と右鎖骨を骨折したことから欠場。

チームのホームレースでキャリア初優勝を挙げ、総合9位に浮上した鈴木竜生は、昨年6位に進出した当地で再び上位進出を狙う。

前戦で転倒を喫した日本勢。他車の転倒巻き込まれて左手首を骨折した総合12位の小椋藍と後方から他車に追突された右の肩甲骨にヒビが入った総合16位の鳥羽海渡は、参戦に向けて治療に専念。転倒リタイアを強いられた総合18位の佐々木歩夢と総合23位の真崎一輝は、レッドブル・ルーキーズ・カップのチャンピオンを決めた舞台に向けて気持ちを切り替える。

チャンピオンシップ
ライダー部門
1. ロレンソォ・ダッラ・ポルタ: 179ポイント
2. アロン・カネト: 157ポイント(-22ポイント)
3. トニー・アルボリーノ: 149ポイント(-30ポイント)

コンストラクター部門
1. ホンダ: 299ポイント
2. KTM: 225ポイント(-74ポイント)

チーム部門
1. レオパード・レーシング: 302ポイント
2. VNE・スパイナーズ: 216ポイント(-86ポイント)
3. SIC58・スクアドラ・コルセ: 193ポイント(-109ポイント)

ルーキー・オブ・ザ・イヤー部門
1. チェレスティーノ・ヴィエッティ: 88ポイント
2. 小椋藍: 66ポイント(-22ポイント)
3. ラウール・フェルナンデェス: 51ポイント(-37ポイント)

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