ホンダ・レーシングとLCR・ホンダ・イデミツは15日、最高峰クラス2年目に総合12位に進出する27歳の日本人ライダー、中上貴晶との間で来季20年の参戦に関して契約を更新したことを発表。18年から所属する同チームから継続参戦することが決定した。
同時に、今週末にツインリンクもてぎで開催されるホームレース、第16戦日本GP後に、6月の第8戦TTアッセン決勝レースで他車の転倒に巻き込まれる形で転倒を喫した際に負傷し、シーズンを通じて苦しんできた右肩を治療するために手術を受け、終盤3戦に欠場することを発表。
来年2月7日にセパン・インターナショナル・サーキットで開催されるオフィシャルテストでの復帰を目指すことになった。
継続参戦が決定した中上は、「最初に、ホンダとLCR・ホンダ・イデミツから引き続き参戦できることが決まり、大変嬉しいです。ホンダには素晴らしいサポートと非常にストロングなパッケージの提供を受け、シーズンを通じて成長することができました。20年も引き続き協力し、良い走りをして行きたいです。」
「怪我に関しては、アッセンのレースで転倒した後、右肩に痛みを感じ、少し力が入りませんでした。状況をしっかり理解するために、バルセロナ市内の大学病院に2度、船橋整形外科病院に先日訪れました。」
「怪我を抱えた状態で走ることができましたが、望むような走りができなかったことから、ホンダ、LCR・ホンダ・イデミツと一緒に、ホームレース後、直ぐに日本で手術を受けるという難しい決断を下しました」と、継続参戦の喜びと手術を受ける理由を説明した。
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