Moto3™クラスプレビュー~注目は総合2位と新人王争い

総合2位争いのカネト、アルボリーノ、ラミレスのギャップは18ポイント差、新人王争いのヴィエッティと小椋は26ポイント差。

第18戦マレーシアGPは、セパン・インターナショナル・サーキットで11月1日に初日、3日に決勝レースを開催。前戦オーストラリアGPで2戦連続3勝目を挙げたポイントリーダーのロレンソォ・ダッラ・ポルタがチャンピオンを獲得したことから、今週末は総合2位争いとルーキー・オブ・ザ・イヤーのタイトル争いに注目が集まる。

総合2位争いは、前戦で3戦連続の転倒リタイアを喫した総合2位のアロン・カネトに対して、9位だった総合3位のトニー・アルボリーノが14ポイント差まで接近。2位を獲得した総合4位のマルコス・ラミレスは18ポイント差まで急接近したことから、3人が残り2戦で自己最高位を目指す。

ルーキー・オブ・ザ・イヤー部門の首位に進出するのは、チェレスティーノ・ヴィエッティ。昨年負傷代役として当地での走行経験があるが、28ポイント差から26ポイント差に詰めた小椋藍は、15年から2年間参戦したアジア・タレント・カップのレース経験を活かし、ギャップを一気に詰めたいところ。

第16戦日本GPから2戦連続の4位を獲得した総合8位の鈴木竜生、5戦ぶり5度目の1桁台に進出した総合17位の佐々木歩夢、トップグループで走行中に他車と接触して転倒を強いられた総合18位の鳥羽海渡、復調の兆しを見せた総合26位の真崎一輝が優勝、表彰台、上位進出を目指す。

チャンピオンシップ
ライダー部門
1. ロレンソォ・ダッラ・ポルタ: 254ポイント
2. アロン・カネト: 182ポイント(72ポイント差)
3. トニー・アルボリーノ: 168ポイント(86ポイント差)

コンストラクター部門
1. ホンダ: 389ポイント
2. KTM: 211ポイント(78ポイント差)

チーム部門
1. レオパード・レーシング: 418ポイント
2. VNE・スパイナーズ: 239ポイント(179ポイント差)
3. SIC58・スクアドラ・コルセ: 233ポイント(185ポイント差)

ルーキー・オブ・ザ・イヤー部門
1. チェレスティーノ・ヴィエッティ: 116ポイント
2. 小椋藍: 90ポイント(26ポイント差)
3. ラウール・フェルナンデェス: 58ポイント(58ポイント差)

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