MotoGP™クラスプレビュー~ビニャーレス対リンスの総合3位争い

チーム部門はドゥカティ対レプソル・ホンダ、インディペンデント部門はクアルタラロ対ミラー。

最終戦バレンシアGPは、99年から20年連続開催となるサーキット・リカルド・トルモで11月15日に初日、17日に決勝レースを実施。

第15戦タイGPで4年連続6度目、通算8度目のタイトル獲得に成功したマルク・マルケスは、チャンピオンとして凱旋グランプリとなり、ライダー部門、コンストラクター部門に続き、チーム部門の獲得に向けて、総合19位ホルヘ・ロレンソと共にドゥカティ・チームに挑戦。

3年連続の総合2位を獲得したアンドレア・ドビツィオーソと総合5位ダニロ・ペトルッチは、今季3度目のワイルドカード参戦となるテストライダー、ミケーレ・ピロのサポートを受け、07年以来となるチーム部門の獲得を目指す。

注目の総合3位争いは、マーベリック・ビニャーレスアレックス・リンスの一騎打ち。人のギャップは7ポイント差。

インディペンデントのライダー部門は、ファビオ・クアルタラロジャック・ミラーの対決となるが、2人のギャップは23ポイント差。

右肩を手術した中上貴晶の代役に指名されたヨハン・ザルコは、3度目の参戦でパフォーマンスだけでなく、結果も残したいところ。

右肩の靭帯を手術したミゲール・オリベイラの負傷代役に指名されたのは、中量級に参戦するイケル・レクオナ。来季の昇格が予定されていたことから、前倒しのデビュー戦となる。

最高峰クラスは、当地に延滞。19日から2日間のオフィシャルテストを実施する。

チャンピオンシップ
ライダー部門
1. マルク・マルケス: 395ポイント
2. アンドレア・ドビツィオーソ: 256ポイント(139ポイント差)
3. マーベリック・ビニャーレス: 201ポイント(194ポイント差)
4. アレックス・リンス: 194ポイント(201ポイント差)
5. ダニロ・ペトルッチ: 176ポイント(219ポイント差)

コンストラクター部門
1. ホンダ: 401ポイント
2. ドゥカティ: 302ポイント(99ポイント差)
3. ヤマハ: 301ポイント(100ポイント差)

チーム部門
1. ドゥカティ・チーム: 432ポイント
2. レプソル・ホンダ: 430ポイント(2ポイント差)
3. モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGP: 367ポイント(65ポイント差)

インディペンデント-ライダー部門
1. ファビオ・クアルタラロ: 172ポイント
2. ジャック・ミラー: 149ポイント(23ポイント差)
3. カル・クラッチロー: 133ポイント(39ポイント差)

インディペンデント-チーム部門
1. ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チーム: 287ポイント
2. LCR・ホンダ: 210ポイント(77ポイント差)
3. プラマック・レーシング: 203ポイント(84ポイント差)

ルーキー・オブ・ザ・イヤー部門
1. ファビオ・クアルタラロ: 172ポイント
2. ジョアン・ミル: 83ポイント(89ポイント差)
3. フランセスコ・バグナイア: 54ポイント(118ポイント差)

BMW・M・アワーズ
1. マルク・マルケス: 364ポイント
2. ファビオ・クアルタラロ: 309ポイント(55ポイント差)
3. マーベック・ビニャーレス: 281ポイント(83ポイント差)

24.99ユーロで提供中の『ビデオパス』では、マルケス、ドビツィオーソ、ビニャーレス、リンス、ロッシ、モルビデッリが出席する11月14日(木)のプレスカンファレンスから11月17日(日)の決勝レース後のプレスカンファレンスまで、最終戦バレンシアGPの全セッションをノーカット完全生中継で配信。