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2019-11-17
By motogp.com

決勝レース:波乱のレースを若干16歳のスペイン人が初優勝

最低出走年齢により2戦目から参戦を開始したバレンシア出身のガルシアが優勝。鈴木は4位。

最終戦バレンシアGP決勝レースは17日、サーキット・リカルド・トルモで行われ、5番グリッドからスタートした総合22位のセルジオ・ガルシアが7人の優勝争いを制して、キャリア17戦目で初優勝を挙げた。

気温13度、路面温度15度のドライコンディションの中、サイティングラップ中にアロン・カネトのKTM車からオイルが漏れて転倒。後方を走っていた佐々木歩夢は、6コーナーでそのオイルに乗って転倒したことから、レースディレクションはトラックを清掃する目的でスタートディレイを指示。

11分遅れの11時11分にスタートすると、1ラップ目の4コーナーで3番グリッドのジャウメ・マシアが転倒すると、3ラップ目の11コーナーでは10番グリッドのカルロス・タタイ、13番グリッドのニッコロ・アントネッリ、18番グリッドのジェリミー・アルコバ、21番グリッドのデニス・フォッジア、26番グリッドのマーカル・ユルチェンコが転倒する多重クラッシュが発生したことから赤旗中断。

レース周回数が23ラップから15ラップに変更され、クリックスタートが実行されると、4ラップ目4コーナーの立ち上がりで7番グリッドのロレンソォ・ダッラ・ポルタが転倒すると、直ぐ後ろを走っていた11番グリッドのトニー・アルボリーノ、12番グリッドのジョン・マックフィー、14番グリッドのアロンソ・ロペスがダッラ・ポルタ車に激突して転倒。

キャリア100戦目をポールポジションからスタートしたポールポジションのアンドレア・ミニョは、序盤からトップグループに位置して0.005秒差の2位。第3戦アメリカズGP以来となる表彰台を獲得すれば、16番グリッドからスタートしたワイルドカード参戦のチャビエル・アルティガスは、0.180秒差の3位。2年前にヨーロッパ・タレント・カップでチャンピオンに輝いたスペイン人ライダーがデビュー戦で表彰台を獲得。

8番グリッドの鈴木竜生は、0.246秒差の4位。6番グリッドのフィリップ・サラッチは自己最高位の5位。サイティングラップの転倒から復帰した4番グリッドのカネトは6位。2番グリッドのマルコス・ラミレスは7位。

22番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティは8位。28番グリッドの小椋藍は10位。25番グリッドの鳥羽海渡は10位、23番グリッドの真崎一輝は16位。20番グリッドの佐々木は19位だった。

チャンピオンシップは、カネトが総合2位、ラミレスが総合3位を獲得。ヴィエッティがルーキー・オブ・ザ・イヤーのタイトルを獲得した。

最終戦バレンシアGP『Moto3™クラス』~フルレース

ロレンソォ・ダッラ・ポルタのクラッシュ

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