4年連続6度目のタイトルを獲得したレプソル・ホンダのマルク・マルケスは、シーズンを通じて14回の転倒を記録。そのうちレース中の転倒は1回、転倒リタイアを喫した第3戦アメリカズGPの1回だけだった。
3年連続して総合2位を獲得したアンドレア・ドビツィオーソの転倒数は、クラス最少の4回。そのうち2回は、他車から追突を受けて転倒リタイアを強いられた第7戦カタルーニャGPと第12戦イギリスGPの決勝レース。
総合3位に進出したマーベリック・ビニャーレスは、自己最多となる4回の転倒リタイアを記録すれば、自己最高位に進出した総合4位のアレックス・リンスと総合6位のダニロ・ペトルッチの転倒リタイア数は、3回と2回。
最高峰クラスで11年以来ワーストリザルトタイとなる総合7位に後退したバレンティーノ・ロッシは、第8戦TTアッセンで11年以来となる3戦連続の転倒リタイアを記録。16年以来となる4回のリタイア、24年間のキャリアで98年以来2度目となる4回の転倒リタイアを喫した。
最高峰クラス1年目に15回の転倒で2回の転倒リタイアを数えた総合13位の中上貴晶は、7回の転倒のうち、フロントが切り込んで転倒したフランスGPと他車の転倒に巻き込まれたTTアッセンの2戦で転倒リタイア。第12戦イギリスGPと第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPでは転倒後にトラックに戻り、完走していた。
最多の転倒リタイアは、総合9位カル・クラッチローと総合10位フランコ・モルビデッリの6回。 モルビデッリは、年間の転倒数8回のうち6回が決勝レースだった。
3クラスでレース中の転倒が最も多かったには、軽量級総合28位トム・ブース・アモスの10回。転倒リタイアの最多は、中量級総合16位サム・ロウズと軽量級総合19位鳥羽海渡の9回。
3クラスで転倒リタイアが0だったのは、中量級総合5位アウグスト・フェルナンデェス、総合8位マルセル・シュロッター、総合22位ドミニク・エガーター、総合35位チェビ・カルデルス、軽量級王者ロレンソォ・ダッラ・ポルタの5人だった。
MotoGP™クラス
1. マルク・マルケス: 年間14回/決勝レース1回(転倒リタイア1回)
2. アンドレア・ドビツィオーソ: 4回/2回(2回)
3. マーベリック・ビニャーレス: 6回/4回(4回)
4. アレックス・リンス: 8回/3回(3回)
5. ファビオ・クアルタラロ: 6回/3回(3回)
6. ダニロ・ペトルッチ: 9回/2回(2回)
7. バレンティーノ・ロッシ: 8回/4回(4回)
8. ジャック・ミラー: 15回/3回(3回)
9. カル・クラッチロー: 12回/6回(6回)
10. フランコ・モルビデッリ: 8回/6回(6回)
11. ポル・エスパルガロ: 8回/1回(1回)
12. ジョアン・ミル: 12回/3回(2回)
13. 中上貴晶: 7回/4回(2回)
14. アレイシ・エスパルガロ: 10回/2回(2回)
15. フランセスコ・バグナイア: 14回/5回(5回)
16. アンドレア・イアンノーネ: 10回/3回(3回)
17. ミゲール・オリベイラ: 9回/3回(1回)
18. ヨハン・ザルコ: 17回/4回(4回)
19. ホルヘ・ロレンソ: 7回/1回(1回)
20. ティト・ラバット: 8回/3回(2回)
23. ハフィス・シャーリン: 7回/2回(2回)
24. カレル・アブラハム: 12回/4回(3回)
Moto2™クラス
1. アレックス・マルケス:12回/2回(2回)
2. ブラッド・ビンダー:4回/1回(1回)
3. トーマス・ルティ:7回/2回(2回)
14. 長島哲太:10回/5回(5回)
16. サム・ロウズ:20回/9回(9回)
Moto3™クラス
1. ロレンソォ・ダッラ・ポルタ:15回/0回(0回)
2. アロン・カネト:13回/4回(4回)
3. マルコス・ラミレス:6回/3回(3回)
8. 鈴木竜生:15回/9回(8回)
10. 小椋藍:9回/3回(3回)
19. 鳥羽海渡:19回/9回(9回)
20. 佐々木歩夢:13回/6回(6回)
27. 真崎一輝:18回/6回(3回)
28. トム・ブース・アモス:22回/10回(6回)
マルク・マルケスのクラッシュ
4台が転倒した多重クラッシュ
多重クラッシュ~ドビツィオーソ車のオンボードカメラ
クアルタラロ&ドビツィオーソのクラッシュ~オールアングル
右肩を強打した中上貴晶の転倒
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