最高峰クラスは、チャンピオンシップ史上初めて19戦が開催され、チャンピオンのマルク・マルケスが全464ラップ中264ラップをトップで通過。年間12勝中、第2戦アルゼンチンGP、第4戦スペインGP、第9戦ドイツGP、第10戦チェコGP、第14戦アラゴンGP、第15戦日本GPの6戦では、オープニングラップからファイナルラップまで全周回を1番手で通過していた。
2番手は、新人王のファビオ・クアルタラロ。前半戦を終了した時点で、トップ周回数は12ラップだったが、5度の表彰台を獲得した後半戦10戦で61ラップを周回。
3番手は、総合3位のマーベリック・ビニャーレス。2勝目を挙げた第18戦マレーシアGPでは、1ラップ目から最終ラップまでトップを譲らなかった。
最高峰クラスに昇格した13年から3年連続4度目となる最多周回数を記録したマルケスは、自身の記録(14年の214ラップ)を上回ったが、ホルヘ・ロレンソが15年に記録した274ラップにはとどかなかった。
※18年シーズンも全19戦が開催されたが、第12戦イギリスGPの決勝レースはトラックコンディションが原因でキャンセルされた。
2019年(464ラップ)
マルク・マルケス: 264ラップ(56.8%)
ファビオ・クアルタラロ: 73ラップ
マーベリック・ビニャーレス: 49ラップ
アンドレア・ドビツィオーソ: 33ラップ
ダニロ・ペトルッチ: 14ラップ
アレックス・リンス: 12ラップ
バレンティーノ・ロッシ: 11ラップ
カル・クラッチロー: 6ラップ
ジャック・ミラー: 2ラップ
2018年(431ラップ)
マルク・マルケス: 128ラップ(29.6%)
アンドレア・ドビツィオーソ: 117ラップ
ホルヘ・ロレンソ: 102ラップ
バレンティーノ・ロッシ: 26ラップ
マーベリック・ビニャーレス: 21ラップ
2017年(447ラップ)
マルク・マルケス: 96ラップ(21.4%)
ヨハン・ザルコ: 64ラップ
マーベリック・ビニャーレス: 60ラップ
アンドレア・ドビツィオーソ: 48ラップ
ホルヘ・ロレンソ:48ラップ
2016年(428ラップ)
ホルヘ・ロレンソ: 105ラップ(24.5%)
マルク・マルケス: 91ラップ
バレンティーノ・ロッシ: 78ラップ
アンドレア・イアンノーネ: 42ラップ
アンドレア・ドビツィオーソ: 36ラップ
2015年(448ラップ)
ホルヘ・ロレンソ: 274ラップ(61.1%)
マルク・マルケス: 86ラップ
バレンティーノ・ロッシ: 50ラップ
ダニ・ペドロサ: 27ラップ
アンドレア・ドビツィオーソ: 10ラップ
2014年(417ラップ)
マルク・マルケス: 214ラップ(51.3%)
ホルヘ・ロレンソ: 98ラップ
バレンティーノ・ロッシ: 80ラップ
ステファン・ブラドル: 13ラップ
アンドレア・イアンノーネ: 12ラップ
2013年(447ラップ)
ホルヘ・ロレンソ: 236ラップ(52.7%)
ダニ・ペドロサ: 76ラップ
マルク・マルケス: 83ラップ
ステファン・ブラドル: 23ラップ
バレンティーノ・ロッシ: 21ラップ
2012年(455ラップ)
ホルヘ・ロレンソ: 173ラップ(38.0%)
ケーシー・ストーナー: 139ラップ
ダニ・ペドロサ: 134ラップ
ベン・スピース: 6ラップ
アレイシ・エスパルガロ: 2ラップ
2011年(443ラップ)
ケーシー・ストーナー: 246ラップ(55.5%)
ホルヘ・ロレンソ: 116ラップ
ダニ・ペドロサ: 45ラップ
ベン・スピース: 28ラップ
マルコ・シモンチェリ: 6ラップ
2010年(454ラップ)
ホルヘ・ロレンソ: 169ラップ(37.2%)
ダニ・ペドロサ: 124ラップ
ケーシー・ストーナー: 99ラップ
バレンティーノ・ロッシ: 51ラップ
ベン・スピース: 6ラップ
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