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2020-01-22
By motogp.com

マルケス「少し前までコップを持ち上げることが辛かった」

16日後にオフィシャルテスト初日に向けて、1日4時間のリハビリを実施中。

レプソル・ホンダマルク・マルケスは22日、出身地スペイン・セルベラのミュージアムで市販車を利用してキャンバスに描いた作品を紹介した際に昨年11月27日にスペイン・バルセロナ市内の大学病院で亜脱臼の問題を解決するために手術を受けた右肩の状態に関して、9日前の14日にスペインのスポーツ紙『SPORT(スポルト)』と『カタルーニャ・スポーツ連盟』が主催した年間表彰式に出席した際に明かした回復状態を、さらに詳しく説明した。

「シンプルに思われた手術から回復しているところ。手術前に回復期間に関しては、前回の左肩と同じような時間が必要だと忠告を受けていたから、スポンサー関連の行事やイベントを優先した。」

「これは複雑で、より困難。昨年は最初のテストにギリギリに間に合った。今年も似たような状態だろう。主顕節の日(1月6日)の前までは楽観的ではなかったけど、今は午前中に2時間、午後に2時間のセッションに取り組んでいる。目標は3月の開幕戦を視野に入れながら、今年最初のテストに向けて、少しでも万全な状態に持っていくこと。」

「リハビリは、前回に比べれば、それほど激しくない。痛みはそれほどでもないけど、難しい。2週間前までは力が入らず、水の入ったコップを持ち上げるのが辛かったけど、神経と筋肉がようやく動き出してきた。」

「シーズンのことを予想するのは非常に難しい。まずはプレシーズン。昨年は序盤3戦、4戦は、以前とは異なる手段でマネージメントをした。プレシーズンで思うように周回を重ねることができないことから、もしかしたら、今年も同じようになるかもしれない。昨シーズンのタイトル獲得は簡単そうに思われるかもしれないけど、実際にはそうではなかった。努力と強度のレベルを下げてはいけない。ライバルたちはレベルを上げてくる。」

「昨年はホルヘ・ロレンソが負傷を抱えていたことから、僕がバイクの進化を担当した。今年はチームメイトが新人。彼はホンダ車を理解しなければいけないことから、似たような状況になるけど、カル・クラッチローがいる。」

「長い1年になるだろう。医師たちとミーティングしたとき、心理的な準備ができているか、と聞かれた。できていると答え、計画していたバケーションをキャンセルした。最優先事項は肩の回復。夢に実現に向けて、犠牲を払うときだ。」

19年王者は2月4日にインドネシア・ジャカルタで開催されるチームの発表会に出席した後、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットに移動して、7日からのオフィシャルテストに参加する。

VideoPass』では、3月2日までの動画視聴を提供する『20年オフシーズン』と11月16日まで視聴が可能な『20年シーズン』のパッケージを提供。