ヤマハのサテライトチーム、ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームは6日、チームのホームサーキット、セパン・インターナショナル・サーキットでチーム発表会を開催。所属2年目となるフランコ・モルビデッリとファビオ・クアルタラロがヤマハのファクトリースペックマシン、YZR‐M1のカラーリングを初公開した。
最高峰クラス2年目に総合10位に進出した2歳のイタリア人ライダー、モルビデッリは、「目標は昨シーズンの結果を上回り、全てを可能な限りに良くすること。この冬は全体的のコンディションとフィットネスの向上に集中したことから、今シーズンに立ち向かうために良い準備が整っている。グッドなオフシーズンとなり、休息でき、リフレッシュできたことから、バイクにもう一度乗りたいという気持ちが高まっている。」
「レースペースを良くしたい。昨年はプラクティスで速く、金曜と土曜は上位陣に接近したけど、レースではそうではなかった。トップライダーたちと闘うことができなかったから、今年はこの分野でステップアップしたい。ここからスタート。待ちきれない」と、設定した目標を説明。
最高峰クラス1年目に新人王に輝き、総合5位を獲得した20歳のフランス人ライダー、クアルタラロは、「将来を決めることができたから、ポジティブなオフシーズンとなった。これは、これから迎えるレースに向けて完全に集中できることを意味するから、とても有益だ。」
「ペトロナスとヤマハのサポートは最高だ。ファクトリーバイクを走らせることが楽しみ。表彰台とグレートなリザルトで19年シーズンを終えたことから、トップ5入りを争い、表彰台を狙う、優勝を目指したい。」
「チャンピオンシップの目標は何もない。アプローチは表彰台で終われるようにレース毎に取り組むこと。次のステップは、ここセパンでバイクのポテンシャルを確認することで、この先のシーズンに向けて何を期待できるのかハッキリしたアイデアが得られるだろう」と、2年目の期待と目標を語った。
ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームは、第19戦マレーシアGPの開催地で今年最初のオフィシャルテストに参加。1か月後に迫った開幕戦カタールGPに向けて準備を進める。
ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チーム発表会~フルビデオ
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— PETRONAS SRT (@sepangracing) February 6, 2020
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