ファクトリースペックを初走行したクアルタラロ「本当にポジティブ」

ロッシ&ビニャーレスと同じスペックが供給され、初乗りで最速度計を記録。

ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームファビオ・クアルタラロは、オフィシャルテスト2日目にヤマハ発動機からファクトリースペックのYZR‐M1が供給されると、14度のコースインで72ラップを周回。昨年11月のマレーシアGP公式予選で樹立されたオールタイムラップレコード(1分58秒303)に接近する1分58秒572を記録して、2日間連続となる1番手に進出した。

「本当にポジティブ。ファクトリーチームが昨年から何度もテストを実施していたことを知っているけど、僕たちは僅かな周回数の後で沢山の変更に取り組んだから、チームの仕事に満足。」

「72ラップは沢山の周回数だけど、バイクの上で良い感じがあったことがとても嬉しい。ニューバイクを1日で改良することは難しい。明日はもう一歩前進したい。中古タイヤを履いて、1分59秒台のペースで走れたから、本当に良かった。」

「まだ100%の快適さがないから、もう少しペースを良くする必要がある。ニューバイクには、ポジティブなところ、少し苦労するところがあるけど、現時点でポジティブなことが見つかった。明日はセッティングを変更してみよう。さらにポジティブなことを見つけたい」と、新車の第一印象を語り、テスト最終日も計画を説明した。

VideoPass』では、セパン・インターナショナル・サーキットとロサイル・インターナショナル・サーキットで開催されるオフィシャルテストの動画を配信。
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