アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニのアレイシ・エスパルガロは、昨年11月に14番グリッドから13位でフィニッシュしたセパン・インターナショナル・サーキット に乗り込み、シェイクダウンテストの最終日にアプリリアが準備した20年型のプロトタイプマシン、RS‐GPを初試乗。
3日間のオフィシャルテストでは、1日目に昨年のレースベストタイム(2分00秒673)と公式予選1で記録した週末のベストタイム(1分59秒435)を更新。
3日目は、8度のコースインで40ラップを周回すると、1分59秒台を2回、1分58秒台を15回記録。トップタイムから0.345秒差の9番手、3日間総合10番手に進出。 12時50分からはロングランプを実行。技術的な問題が原因で14ラップ目に走行を打ち切ったが、1分59秒台を11回、2分00秒台を2回記録した。
「1ラップで戦闘的なラップになることを期待していたけど、そうならなかった。レースタイヤ(ミディアムタイヤ)では1分59秒前半で走れていたから、ソフトタイヤでタイムが伸ばせることを期待していたけど、3日間を通じて、そのタイヤが機能しなかった。だけど、トップタイムからコンマ3秒差だったから嬉しい。」
「レースタイヤに大満足。テクニカルトラブルが発生して、14ラップ目にストップしなければいけなかったけど、ロングランをスズキ勢、ドゥカティ勢、クアルタラロと比較すれば、僕たちが一番速かったから、とても、とても嬉しい」と、合計126ラップを周回した後、会心の笑顔で3日目を振り返った。
アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニは、13日後の2月22日から開幕戦カタールGPの舞台、ロサイル・インターナショナル・サーキットで開催される今年2度目のオフィシャルテストに参加する。
シェイクダウンテスト
3日目: 1分59秒622(47ラップ/2番手)
オフィシャルテスト
1日目: 1分59秒427(43ラップ/7番手)
2日目: 1分59秒224(43ラップ/11番手)
3日目: 1分58秒694(45ラップ/9番手)
2019年第18戦マレーシアGP
公式予選1:1分59秒435(4位)
決勝レース:2分00秒673(13位)
オールタイムラップレコード: 1分58秒303(19年/F.クアルタラロ)
ベストレースラップ: 1分59秒661(19年/V.ロッシ)
テストベストラップ: 1分59秒239(19年/D.ペトルッチ)
オフィシャルテスト~インタビュー
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