オフィシャルテスト~クアルタラロが3日間連続の1番時計

タイムアタックとロングランが実行された中、レギュラーライダー20名が2分00秒台を突破。

最高峰クラスは、今年11月に21年連続開催を迎える第19戦マレーシアGPの開催地、セパン・インターナショナル・サーキットで今年最初のオフィシャルテスト3日目を実施。2日目1番手のファビオ・クアルタラロは、13時過ぎから連続12ラップを実行する前に1分58秒台を最多の4回記録。昨年の公式予選でポールポジションを獲得した際に樹立したオールタイムラップレコード(1分58秒303)に接近する1分58秒349のトップタイムをマークし、3日間連続して1番手に進出した。

雨が予報されていた最終日もドライコンディションの中でセッションが進み、2日目10番手のバレンティーノ・ロッシと2日目6番手のマーベリック・ビニャーレスは、ファクトリースペックのテストプログラムを継続して5番手と18番手。ビニャーレスは最多の83ラップを周回すれば、2日目5番手のフランコ・モルビデッリは、Aスペックのテストを続けて12番手。

2日目12番手のカル・クラッチローは、0.082秒差の2番手に浮上すれば、2日目に3コーナーで転倒を喫した9番手のマルク・マルケスは、最終15コーナーで2度目の転倒を喫したが、シャーシ、スイングアーム、シート、エンジンのテストプログラムに取り組んで、0.423秒差の12番手。2日目17番手のアレックス・マルケスは16番手。

2日目22番手の中上貴晶は、48ラップを周回して、1.511秒差の22番手。

2日目7番手のアレックス・リンスは、新型シャーシと新型スイングアーム、新型フロントフォークのテストに取り組んだが、1分59秒台を最多の23回記録して、0.101秒差の3番手。2日目4番手のジョアン・ミルは、9コーナーで転倒して10番手。

2日目14番手のフランチェスコ・バグナイアは、15コーナーで転倒したが、午前中のタイムアタックで0.153秒差の4番手、ドゥカティ勢の最高位に浮上した後、14時30分過ぎから連続18ラップを実行。

2日目13番手のダニロ・ペトルッチと2日目15番手のアンドレア・ドビツィオーソは、13時過ぎから連続10ラップのロングランを実行して6番手と14番手に進出すれば、2日目2番手のジャック・ミラーは、15コーナーで転倒を喫して8番手に後退。

2日目19番手のヨハン・ザルコは15番手、2日目20番手のティト・ラバットは19番手。

2日目8番手のポル・エスパルガロは、1分58秒台を最多の4回記録して、0.261秒差の7番手。2日目16番手のミゲール・オリベイラは11番手、2日目18番手のブラッド・ビンダーは17番手、2日目23番手のイケル・レクオナは23番手。

2日目11番手のアレイシ・エスパルガロは、午前中に1分58秒台を2回記録した後、12時50分から連続13ラップのロングラップを実行して、1分59秒台を11回記録。アプリリアの戦闘力を再び証明した。

最高峰クラスは一旦解散。13日後の2月22日から開幕戦カタールGPの開催地、ロサイル・インターナショナル・サーキットでシーズン開幕前、最後のオフィシャルテストを実施する。

Sepang MotoGP Test Results

VideoPass』では、ロサイル・インターナショナル・サーキットで開催される2月22日からのオフィシャルテストの動画を配信。
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