
プラマック・レーシングのフランチェスコ・バグナイアは、昨年11月に12番グリッドから12位を維持したセパン・インターナショナル・サーキットに乗り込み、今年最初のオフィシャルテストに参加。
最終戦バレンシアGPフリー走行3で骨折した左手首の回復具合を確認した後、最高峰クラス1年目に使用した18年型から20年型のプロトタイプマシン、デスモセディチGP20への乗り換え作業に専念して、3日間で合計165ラップを周回。
最終日には、7度のコースインで53ラップを周回すると、1分59秒台を5回、1分58秒台を2回記録。トップタイムから0.153秒差の4番手、3日間総合4番手に進出した。
「最終日はとてもポジティブな1日となり、タイムアタックでは非常に速かった。午前中に最も気に入ったことは、ペースが一貫していたこと。午後のシミュレーションはベターなペースを維持するために、タイヤの挙動やライディングスタイルの改善など沢山のことを理解することに役立った。」
「全体的にポジティブなテストとなり、嬉しい。次回のテストとなるカタールでは、グッドなベースから始められる」と、2日目まで苦労していた乗り換えが、最終日に飛躍的な進歩を果たしたことを喜んだ。
ドゥカティのサテライトチームは、13日後の2月22日から開幕戦カタールGPの舞台、ロサイル・インターナショナル・サーキットで開催される今年2度目のオフィシャルテストに参加する。
オフィシャルテスト
1日目: 2分00秒136(53ラップ/17番手)
2日目: 1分59秒313(59ラップ/14番手)
3日目: 1分58秒502(53ラップ/4番手)
2019年第18戦マレーシアGP
公式予選2: 1分59秒640(12位)
決勝レース: 2分00秒916(12位)
オールタイムラップレコード:1分58秒303(19年/F.クアルタラロ)
ベストレースラップ:1分59秒661(19年/V.ロッシ)
テストベストラップ:1分58秒239(19年/D.ペトルッチ)
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