レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングのポル・エスパルガロは、昨年6列目16番グリッドからポイント圏内の12位で完走した開幕戦カタールGPの開催地、ロサイル・インターナショナル・サーキットに戻り、プレシーズン最後のオフィシャルテストに参加。
3週間前のシェイクダウンテストで供給された20年型プロトタイプマシン、RS16のテストプログラムを継続。3日目は2コーナーで転倒を喫したが、10度のコースインで49ラップを周回すると、1分55秒台を12回、1分54秒台を4回記録して、トップタイムから0.765秒差の14番手、3日間総合15番手。
1年前のテストで記録した総合8番時計(1分54秒770)、公式予選1の6番時計(1分54秒740)、決勝レースのベストライム(1分56秒901)を更新してプレシーズンのテスト日程を終了した。
「最終日はグッドな1日となったけど、最高のテストファイナルとはならなかった。僕たちは良い仕事をして、沢山の情報を入手したけど、ミスを犯し、問題もあり、2コーナーで転倒してしまったから、少し失ってしまい、タイムアタックに影響したからハッピーなファイナルにならなかったけど、全体的にはグレートなテストとなり、緒戦の週末に向けて、準備が整っていると手応えを感じる。」
「これが重要だ。ブラッド(・ビンダー)は最適な時間帯にグッドなラップタイムをマークしたことから、僕たちもあそこに行けることを証明してくれた」と、最終日を振り返り、開幕戦に向けて準備が出来ていることを説明した。
オフィシャルテスト
1日目: 1分55秒449(43ラップ/14番手)
2日目: 1分54秒890(54ラップ/13番手)
3日目: 1分54秒623(49ラップ/14番手)
オールタイムラップレコード: 1分53秒380(19年/M.マルケス)
ベストレースラップ: 1分54秒927(16年/J.ロレンソ)
20年テストベストラップ: 1分53秒858(M.ビニャーレス)
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