感染が拡大するアフリカへの救済を呼びかけ

アフリカでの医療活動を展開する非利益団体の『Two Wheels for Life（ツー・ホイールス・フォー・ライフ）』の創設者であり、最高経営責任者のアンドレア・コールマンは、新型コロナウイルスの感染が急増する中、『MotoGP™世界選手権』のファン宛に手紙を配信。救済に向けて募金を呼びかけた。

「親愛なる人々へ、

あなたとあなたの家族が健康で安全であることを願います。

新型コロナウイルスが私たちの組織にどのような影響を与えているのかを正直にお知らせしたいと思います。ご存知のように、『MotoGP™世界選手権』は私たちの主な収入源であることから、私たちのスポーツに大きな打撃を与え、正真正銘の挑戦となっています。

特に、アフリカ諸国で新型コロナウイルスが検出された今は、私たちの仕事を継続しなければいけません。

今まで以上に切実に必要とされる医療サービスの提供を引き続き支援できるように、毎月の少額な寄付を検討してください。

このパンデミックは、医療用品の輸送や治療の不足によって悪化する可能性があります。エボラ出血熱のように、医療センターに必要な薬剤を確実に供給し、検査結果を迅速に返却し、ウイルスの蔓延を防ぐために、バイクによる輸送は不可欠であると考えます。

緊急かつ変化するニーズに迅速に対応できるように、私たちが支援する『Riders for Health（ライダーズ・フォー・ヘルツ）』との間で連絡を毎日取り合っています。

『MotoGP™世界選手権』のシーズンが一刻も早く再開され、これまでと同じような体験、唯一の思い出を提供し、重大な資金を調達するために、ドルナスポーツ及びパドックのファミリーと密接な作業を継続します。

あなた方も大きな課題に直面しているときに関わらず、支援と寛大さに感謝します。

世界中の人たちの健康をお祈りします。」