ドルナスポーツは22日、オフィシャル・ロジスティクス・パートナーであるドイツの国際輸送物流会社DHLと共にカタール航空の協力を経て、チャンピオンシップの全ての機材をカタールからスペインに搬送したことを発表した。
開幕戦カタールGP決勝レース後、テレビやタイミング、クリニカ・モバイルなどチャンピオンシップの運営に必要な機材と『Moto2™クラス』と『Moto3™クラス』のバイクを含めた全チームの機材は、オフィシャルテスト後にロサイル・インターナショナル・サーキット内に保管されていた『MotoGP™クラス』の機材と共に、首都ドーハ市内のドーハ・ハマド国際空港に搬送。
本来であれば、次戦の開催地に向けて全ての機材を空輸するところだが、今回は気温と湿度の変化に対して自動的に空調を管理し、セキュリティが強化された空港内の倉庫に一時的に保管。
カタール航空が準備した5機の大型貨物機を利用して、4月1日、8日、10日にそれぞれ1便がサラゴサ空港、12日に1便がバルセロナ・エル・プラット国際空港に到着。最後の便が22日にサラゴサ空港に着陸した。
全ての機材がカタルーニャ州内の倉庫に搬送され、次戦の開催日程が決定するまで保管される。その一方で、複数のチームは所有する施設で機材の保管を希望することから、返却作業を開始する。
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