『MotoGP™ Virtual Race(バーチャルレース)』の第4ラウンドは、ミサノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリを舞台に実施され、レプソル・ホンダ・チームのマルケス兄弟、アレックス・マルケスが優勝、マルク・マルケスが2位を獲得した。
2番グリッドからスタートした第1ラウンド勝者の弟アレックスは、3ラップ目からファビオ・クアルタラロとの優勝争いを展開。7ラップ目に接触転倒して、2番手に後退したが、最終ラップの最終コーナーで逆転に成功した。
「すごくナーバスだった。ペッコ(フランチェスコ・バグナイア)が優勝、マーベリックが優勝で、僕も優勝を挙げてイコールだったから、『勝たなければいけない』と思っていたけど、ファビオがすごく速かった。1ラップなら誰よりも速かったけど、レース中にミスを犯したから、もしかしたら、勝てるかもしれないと思った。」
「僕たちは接触して転んでしまい、マルクがトップに飛び出した。最終コーナーで『早めのブレーキングで、加速でアタックしよう』と考えた。マルクは反対の考え、実際のレースのようにブレーキングで勝負に出た!僕は上手く加速して勝った」と、勝因を説明。
6番グリッドの兄マルクは、1ラップ目から3番手を走行。7ラップ目に前を走るクアルタラロと弟アレックスが接触転倒したことから、トップに飛び出して、初優勝に向けてレースをリード。最終コーナーで弟アレックスに逆転され、0.725秒差の2位でフィニッシュ。転倒なしで自己最高位を獲得した。
「ビデオゲームでは受け入れることができるけど、実際のレースではそうならないだろう!」
「これまでのベストレースだった。これで引退できる!家族とチームにとって、今夜はワンツーフィニッシュを祝うビックなパーティーとなるだろう。とてもナイスな1日となった。転ばないという戦略にトライ。これが最も重要だった。なんとかバイクの上に留まったけど、最終コーナーで弟に負けてしまったのは残念。こんな形で負けてしまうのは好きじゃないから、今夜は話し合わないといけない。とにかく、もし誰かに負けるとしたら、それは弟が良い。」
「問題はクアルタラロが転んだのを見て、表彰台を獲得できると考えてしまい、リラックスしてしまったこと。最終コーナーでミスを犯してしまった。もしかしたら、神経質になってしまい、リアブレーキのボタントを押しすぎて、滑ってしまった。まるで現実のように、はらんでしまったけど、とにかく、レプソル・ホンダ・チームにとってグッドな1日となった。もちろん、一緒に夕食して、祝うけど、気をつけてくれ!」と、冗談を交えて2位獲得を喜んだ。
『バーチャルレース』~『MotoGP™クラス』ハイライト
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