元軽量級王者が最高峰クラス昇格の可能性を吐露

KTMから昇格するオプションがある一方で、候補に挙げられたドゥカティに適応することを説明。

オフィシャルポドキャストの『¡CAMBIA EL MAPA!(カンビア・エル・マパ)』は、レッドブル・KTM・アジョから中量級2年目を迎える22歳のスペイン人ライダー、ホルヘ・マルティンを招待。

ドゥカティのスポーティングディレクター、パオロ・チャバッティからロレンソォ・バルダッサーリ、エネア・バスティアニーニと共に将来の候補に挙げられたことに関して、「世代交代が進んでいることは明白で、そこにヤングライダーたちが候補として挙げられている。」

「チャバティの発言など、最高峰クラスのチームが候補として検討してくれるのは、良い仕事をしている証拠だけど、まだ中量級で証明すべきレベルをまだ証明していないから、レベルを証明するために集中する。これが目標だ。当然、21年に最高峰クラスに昇格することも目標。」

「最高峰クラスに参戦できるレベルに到達すること、準備ができていることが大切。昇格に相応しくないライダーが昇格したのは確かだけど、僕には能力を証明する1年があり、タイトル、優勝、表彰台に挑み、全力を尽くす。」

「KTMは最初の目標。KTMから最高峰クラスに昇格するオプションがあるけど、もしかしたら、ドゥカティ機は僕のライディングスタイルにより適合するかもしれない。KTM機では、ブレーキングを最大限に遅らせ、スロットルを早く開けることを強いられることから、何度も走り方を変更しなければいけなかった。」

「今年はカレックス機への乗り換えに苦労している。僕の走り方でも速く走れるけど、カレックスの特性を活かし、タイヤの消耗を抑えるために、ヤマハ機を走らせるように、コーナリングを重視する必要があるから、走り方を変えている。将来もライディングスタイルの変更を強いられるだろう。」

「今、ライダー市場が始まり、この市場は21年からの2年間。今シーズンのレース数がどうなるか分からないけど、来季昇格できなければ、2年待つことになるだろう。中量級に継続参戦するオプションは悪くない。残留してタイトルを獲得して、昇格の順番を待つことは悪くない」と、最高峰クラス昇格と中量級残留の可能性を初めて心境を打ち明けた。

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