オーストラリアGPが運営するユーチューブ『Australian Motorcycle Grand Prix』は、地元テレビ局のフォックスでコメンテーターを担当するクリス・バーミューレンがレジェンド、ケーシー・ストーナーを招待。引退後の心境、テストライダーを辞めた理由を明かした。
「引退しなかった場合、どうなったかをあまり考えません。より多くのチャンピオンシップを闘って、勝ったのか勝たなかったのかは分かりません。それは決して分からないことえす。必ずしも走ることではなく、チームと一緒にいるために、時々戻りたくなります。」
「馬鹿げているように聞こえるかもしれませんが、全ての場所が整うことから、プレッシャーがかかるセッションと予選が好きでした。楽しかったです。レースは必ずしも楽しかったわけではありませんでした。1つもミスを犯すことができず、すごく簡単にミスを犯してしまうからです。プレッシャーも大きかったです。勝ったか勝たなかったは関係なく、特に良い仕事をしたら、レースを終えたことにほっとしました。」
「知っての通り、ドゥカティでの仕事があり、ホンダでも短期間の仕事がありましたが、昇格してきたばかりの若手は、僕にいてほしくなかったことからプレッシャーがありました。ドゥカティで試してみましたが、条件に合意できませんでした。メーカーは幾つかのことを望み、ライダーは別のことを望みます。」
「私はまだこのスポーツに与えることが沢山あると思います。ピットボックスから離れたところで、何らかのサポートができると思います。ものごとを修正するというのではなく、レースの勝ち方を知っています。このウイルスの状況が全て通過するまで待つ必要があるでしょう。正直なところ、『MotoGP™』の将来に少し関わりたいです。」
ドゥカティのサテライトチームからファクトリーチームに昇格した同胞出身のジャック・ミラーに関しては、「大きく成熟し、彼自身のマネージメントに感銘を受けました。彼の結果と働き方、モチベーション、集中力にその全てが現れています。年々成長しているようです。ここ数年は一貫していました。ハードタイヤの仕事が必要ですが、素晴らしい仕事をするでしょう。」
「ドゥカティは正しい選択をしました。彼のチームメイトが誰になるのか見てみましょう。明白に思われる1人がいますが、大きなショックを引き起こすかもしれません。ジャックがこの機会が得られたことは最高です。完璧に相応しいです。ドゥカティではファクトリーバイクとサテライトバイクで大きな違いはなく、違いはサポートだけです。発言に耳を傾け、望むようなバイクが開発されます」と喜び、活躍に期待した。