『MotoE™ワールドカップ』は15日、第2戦スペインGPの開催地、ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトでオフィシャルテストを実施。中量級から転向してきたドミニケ・エガーターが総合1番手に進出した。
8時30分から9時00分まで、30分間の走行となったセッション1は、気温23度、路面温度24度のドライコンディションの中、エガーターが1分49秒549の1番時計を記録。
12時30分から13時00分までのセッション2は、気温32度、路面温度52度まで上昇した中、セッション1で3番手だった初年度王者のマティア・フェラーリはマシントラブルが原因でリザーブマシンに乗り換えることを強いられたが、走行を継続。エガーターが1分48秒806を刻んで1番手を維持。
17時20分から17時50分までのセッション3は、気温35度、路面温度50度の中でスタートシミュレーションが実行され、アレッサンドロ・ザッコーネとマリア・エレーラが転倒すれば、エガーターが1分48秒596の最速時計を叩き出して、総合1番手に進出。
初年度総合3位のエリック・グラナドは、0.445秒差の総合2番手。フェラーリは0.492秒差の総合3番手。チャビエル・シメオン、アレックス・デ・アンジェリスがトップ5入り。
『Moto2™欧州選手権』の開幕戦エストリル大会と第2戦ポルティマオ大会の2連戦に参戦したニキ・トゥーリ、ルカ・トゥロビッチ、アレハンドロ・メディナ、チャビエル・カルデルス、ザッコーネは乗り換えに専念したが、連戦と移動、猛暑の影響を受け、急きょ参戦が決まったヤコブ・コーンフィールは、初めてエレクトリックバイクを試乗した。
『VideoPass(ビデオパス)』では、第2戦スペインGPの最高蜂クラス写真撮影会から最終戦バレンシアGPの決勝レース共同記者会見まで、全戦を完全網羅の生中継で配信。