
LCR・ホンダ・カストロールのカル・クラッチローは、レギュラー参戦10年目となる第2戦スペインGPのウォームアップ走行で今季初転倒を喫したことからメディカルセンターに搬送され、脳震盪と首の外傷と判断されたことから、ヘレス市内の病院に搬送。
コンピューター断層撮影のCATスキャンによる精密検査を受けた結果、大事には至らなかったが、頭部を強打したことから最低8時間の休息が必要となり、欠場を強いられた。
決勝レース後、左手首の痛みを訴え、再度ヘレス市内の病院を訪れると、舟状骨の小さな骨折を確認。チャンピオンシップの医師団と相談の結果、関節鏡視下手術を受け、小さなピンで固定することが確認された。
「不運にもウォームアップ走行の最後のラップ、8コーナーで転んでしまった。縁石でブレーキをかけたとき、フロントが滑ってしまい、転倒を防げなかった。普通の転倒になるところで、深いグラベルにはまって、横転し始め、何度も頭部、特に顔を強打してしまった。」
「メディカルセンターで診断を受けた後、頭部と首の検査を受けてるために搬送され、顔にあざができてしまったけど、大丈夫だった。アンヘル・チャルテ医師は8時間の休息が必要と考えた。正しい決断だと思う。」
「サーキットに戻ってから、左手の痛みが出始めたから、スキャンを受けた。強打で骨折したようだ。チャビエル・ミル医師が火曜の朝にバルセロナで手術をしてくれ、金曜にサーキットに戻って来るつもりだ。走れることを望む。来週チームに会い、もう一度一緒に仕事がしたい」と、負傷を説明し、次戦に参戦する意志を語った。
第2戦スペインGP『MotoGP™クラス』-クラッシュ
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