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2020-09-08
By motogp.com

「ポルとダニのライディングスタイルを融合することが目標」

エースライダーのエスパルガロ弟とテストライダーのペドロサ、両者の走り方を追求。

レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングブラッド・ビンダーは、第7戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPから始まる9月の3連戦を前にオフィシャルウェブのインタビューに応え、レッドブル・ルーキーズ・カップからのキャリアと歴史的な記録となった最高峰クラス3戦目での初優勝を振り返り、理想的なライディングスタイルを追求する意向を示した。

「僕は時の人だと言いたくないけど、トップライダーたちとの間でファイトをすることは最高。最高の気分だ。ここまでのところ、『Moto2™クラス』と『MotoGP™クラス』の人生を楽しみ、ものごとの進み方が嬉しい。」

「その日を視覚化しながら常に努力を積み重ね、夢に抱いていたけど、まさか3戦目で初優勝、それも、KTMとレッドブル・KTMの初勝利を達成できるなんて思いもよらなかった。正気ではなかった。僕たちは2015年から一緒に走り、僕たちが望むところに到達するためにトライを繰り返してきた。一緒に成し遂げたことは素晴らしい。もっと多くの成功を期待する。」

「優勝を挙げたとき、最初に考えたのは家族のこと。『Moto3™クラス』の初勝利と『Moto2™クラス』の初勝利のときには、彼らがそばにいてくれた。今回も可能だったら、来てくれただろう。決して叶うことができないだろう夢に向けて、キャリアを始めたとき、彼らは莫大な犠牲を払ってくれた。南アフリカで走っていたとき、どこに向かうのか、何も見えてこなかった。モータースポーツのキャリアを積むには欧州に行かなければいけなかった。最初に父親と2人でイギリスに渡り、数戦のレースに参加した。そこから、レッドブル・ルーキーズ・カップのトライアウトに向かって加入した。多くに人たちに会い、計画を立て始め、16歳になって、初めてグランプリで走った。」

「翌年からフルタイムライダーとして参戦。次の年に『Moto3™クラス』に参戦するのか、帰国するのか、覚悟を決めてトライをしなければいけなかった。これが僕のチャンス。上手く行かなければ、そこで『チアーズ(乾杯)』して、夢に終止符を打つつもりで懸命にトライしたけど、多くのミスを犯し、残念な週末が続いた。雨のバレンシアで4位になり、1年が終わった。何もオファーはなく、帰国することを受け入れたけど、アンブロージョ・レーシングが僕たちのところに来てくれ、来年2013年シーズンのシートがあることを言ってくれた。キャリアの決定的な瞬間だった。彼らがいなかったら、帰国していたから、本当に感謝している。」

「ポルとは本当に上手くやっている。素晴らしいチームメイト。同じボックスにいることを本当に楽しんでいる。そして、ダニ・ペドロサはレジェンドの1人。記憶にあるころから彼は優勝を挙げていた1人だった。2人は全く違うライディングスタイルだけど、僕の目標は両方を組み合わせること。そうすることで、さらに強いライダーになると思う。」

「僕たちのパッケージは非常に戦闘力がある。他車の後方を走るとき、僕はできるけど、彼らは難しいのか、苦労しているのか、苦しんでいるように見える。ここ数戦で証明したようにKTMは信じられないほどの前進を遂げた。彼らは全てにトライし、世界でベストになるまで止まらない。」

「正直なところ、ポイントは見ない。今年はルーキーシーズン。多くの浮き沈みがあるだろう。チャンピオンシップがどうなのかを見るのは、クレイジーなこと。新人王争いをしてトップ10に入ることの意味を知っているかい?僕はベストを尽くす。良い仕事ができることを知っている。」

フィーチャーインタビュー~ブラッド・ビンダー

VideoPass(ビデオパス)』では、第7戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPのプレスカンファレンスから『MotoGP™クラス 』の決勝レースプレスカンファレンスまで完全網羅の生中継で配信