ドゥカティが来季に向けて4人の起用を発表

ドゥカティ・チームにミラーとバグナアイ、プラマック・レーシングにザルコとマルティン。

ドゥカティ・コルセは30日、来季2021年の参戦に向けて4人の起用を発表。5月27日に契約を更新したジャック・ミラーに加え、フランチェスコ・バグナイアヨハン・ザルコとの間で契約を更新。中量級に参戦するホルヘ・マルティンと間で契約を締結した。

ファクトリーチームのドゥカティ・チームは、2度の表彰台を獲得して総合6位に進出する25歳のオーストラリア人ライダー、ミラーと3戦の負傷欠場と2度のリタイアが影響して総合13位に低迷するがホームレースの第8戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPで初表彰台を獲得した23歳のイタリア人ライダー、バグナアイを起用。プラマック・レーシングから参戦する両雄がサテライトチームからファクトリーチームに昇格する。

サテライトチームのプラマック・レーシングは、ファクトリー契約でエスポンソマラ・レーシグから参戦し、第4戦チェコGPでポールポジションから3位表彰台を獲得した30歳のフランス人ライダー、ザルコと2戦に欠場しながら第5戦オーストリアGPで初優勝を挙げ、中量級総合5位に進出する22歳のスペイン人ライダー、マルティンを起用する。

ドゥカティ・モーター・ホールディングの最高経営責任者クラウディオ・ドメニカリは、「レーシングは、絶えず進化するテクノロジーインキュベーターであり、当社の基本的な部分を表しています。成功を収めるには、研究と開発への投資を継続し、革新と更新に恐れないことが不可欠です。この理由から、楽観的に、そして一貫した改善という願望と共に将来に向けて期待を抱かせてくれる若く、そして才能あるライダーたちの加入に大変満足です。」

「ジャック・ミラーとペッコ・バグナイアは、我々のデスモセディチGPのポテンシャルを活かすことができると証明し、この機会を得ました。2人が成長したプラマック・レーシングからファクトリーチームへの加入は、両チーム間の効果的なコラボレーションの証拠です。来年、新たに加入する2人のライダー、ヨハン・ザルコとホルヘ・マルティンが、プラマック・レーシングでその才能を発揮してくれると確信します。」

「今は、今年起用する2人のライダーが可能な限りベストリザルトを獲得することを望むことから今シーズンに集中します。アンドレア・ドビツィオーソは、我々と共に8年間参戦し、14勝を挙げ、3年連続して総合2位を獲得しました。これは最も成功を収めたケーシー・ストーナーに次ぐ成績であり、まだタイトルを争っています。ダニロ・ペトルッチは表彰台争いに戻れるように最善の努力を尽くしています。彼らと共に、この美しい冒険を可能な限り最善の形で締め括れるようにベストを尽くします」と、4人の起用と今季の期待を語った。

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