最高蜂クラスに参戦するメーカーは、エンジンのレギュレーションにより、20戦を上限として開催するシーズンにおいて、エンジンの使用可能基数は7基、コンセッションの資格を有するメーカー(KTMとアプリリア)は9基と制限。
5月28日に国際モーターサイクリズム連盟(FIM)が発表したグランプリコミッションの決定により、イベント数が最大で11戦の場合は4基と6基、最大で14戦の場合は5基と7基。
8月10日、国際モーターサイクリズム連盟は、シーズンの最終戦としてポルトガルGPの開催を発表。最高峰クラスのイベント数が14戦となり、年間の使用可能基数の上限がホンダ、ドゥカティ、ヤマハ、スズキで5基、KTMとアプリリアは7基に決定。
制限基数を越えた場合、公式予選の順位に関わらず、決勝レースをピットレースからスタートするペナルティが科せられ、過去には、2017年11月の最終戦バレンシアGPで、ポル・エスパルガロが制限の9基を越える10基目をフリー走行2から使用したことから、公式予選2で11番手だったが、決勝レースではピットレーンからスタートしていた。
第10戦カタルーニャGPが終了した時点で、エンジンアロケーションから1機を撤回したのは次ぎの10人:
マーベリック・ビニャーレス(第3戦アンダルシアGP)
バレンティーノ・ロッシ(第3戦アンダルシアGP)
フランコ・モルビデッリ(第4戦チェコGP)
イケル・レクオナ(第4戦チェコGP)
フランチェスコ・バグナイア(第4戦チェコGP)
アレックス・リンス(第6戦スティリアGP)
ブラッドリー・スミス(第7戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP)
マルク・マルケス/ステファン・ブラドル(第8戦エミリア・ロマーニャ&リビエラ・ディ・リミニGP)
ヨハン・ザルコ(第9戦カタルーニャGP)
中上貴晶(第9戦カタルーニャGP)
5基目を投入したのは、次ぎの8人:
マーベリック・ビニャーレス(第3戦アンダルシアGP)
フランコ・モルビデッリ(第4戦チェコGP)
ヨハン・ザルコ(第7戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP)
ブラッド・ビンダー(第9戦カタルーニャGP)
ブラッドリー・スミス(第9戦カタルーニャGP)
アレイシ・エスパルガロ(第9戦カタルーニャGP)
ファビオ・クアルタラロ(第9戦カタルーニャGP)
バレンティーノ・ロッシ(第9戦カタルーニャGP)
第9戦カタルーニャGPでカル・クラッチロー、ミゲール・オリベイラ、マルケス兄/ブラドルの3人は3基目、アンドレア・ドビツィオーソ、レクオナ、中上、ポル・エスパルガロ、ティト・ラバットは4基目を投入した。
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