『Moto3™クラス』プレビュー~アレナスに小椋が挑む

総合1位アレナスに対して、総合2位小椋13ポイント差、総合3位ヴィエッティ18ポイント差。

第12戦テルエルGPは、モーターランド・アラゴンで10月23日(金)に初日、25日(日)に決勝レースを開催。前戦アラゴンGPの7位で9ポイントを加算した総合1位のアルベルト・アレナスは、先週発表された中量級参戦に向けて、チャンピオンとして昇格するため、ライバルたちの挑戦を受けて立ち、アドバンテージの拡大に目指す。

第8戦エミリア・ロマーニャ&リビエラ・ディ・リミニGPでクラス最多となる6度目の表彰台を獲得した小椋藍は、3戦連続して厳しいレースが続いたが、ギャップは1レースで逆転が可能な13ポイント差。3連戦の3戦目で状況を好転させたいところ。

総合3位のチェレスティーノ・ヴィエッティ、来季の継続参戦が発表された総合5位のジョン・マックフィー、今季初優勝を挙げた総合6位のジャウメ・マシアは、逆転の可能性があることから、優勝、表彰台だけでなく、アレナスの前でフィニッシュを狙う。

今季初表彰台を獲得した総合7位のラウール・フェルナンデス、来季の軽量級継続参戦が確定している総合8位の鈴木竜生、総合9位のダーリン・ビンダー、総合10位のガブリエル・ロドリゴらにも注目。

前戦11位の鳥羽海渡と13位の佐々木歩夢は、トップグループに挑戦。今季2度目の1桁台を狙い、20位の國井勇輝と左手の親指を負傷しながら24位で完走した山中琉聖は、ポイント圏内の進出を目指す。

タイムスケジュール
10月23日(金)
10時00分(17時00分): フリー走行1(40分間)
13時35分(20時35分): フリー走行2(40分間)
10月24日(土)
10時00分(17時00分): フリー走行3(40分間)
13時15分(20時15分): 公式予選1(15分間)
13時40分(20時40分): 公式予選2(15分間)
10月26日(日)
09時20分(17時20分): ウォームアップ走行(20分間)
11時20分(19時20分): 決勝レース(19ラップ)

決勝レースリザルト
2020年-ドライコンディション
優勝:ジャウメ・マシア(ホンダ)
2位:ダーリン・ビンダー(KTM)+0.091秒差
3位:ラウール・フェルナンデス(KTM)+0.196秒差

2019年-ドライコンディション
優勝:アロン・カネト(KTM)
2位:小椋藍(ホンダ)+4.581秒差
3位:デニス・フォッジャ(KTM)+4.663秒差

2018年-ドライコンディション
優勝:ホルヘ・マルティン(ホンダ)
2位:マルコ・ベツェッキ(KTM)+5.984秒差
3位:エネア・バスティアニーニ(KTM)+6.045秒差

2017年-ドライコンディション
優勝:ジョアン・ミル(ホンダ)
2位:ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(ホンダ)+0.043秒差
3位:エネア・バスティアニーニ(ホンダ)+0.051秒差

2016年-ドライコンディション
優勝:ホルヘ・ナバーロ(ホンダ)
2位:ブラッド・ビンダー(KTM)+0.030秒差
3位:エネア・バスティアニーニ(ホンダ)+0.107秒差

2015年-ドライコンディション
優勝:ミゲール・オリベイラ(KTM)
2位:ホルヘ・ナバーロ(ホンダ)+0.193秒差
3位:ロマーノ・フェナティ(KTM)+1.505秒差

VideoPass(ビデオパス)』では、第12戦テルエルGPの開催前日プレスカンファレンスから決勝レース後のプレスカンファレンスまで完全網羅の生中継で配信