アプリリア・レーシングは27日、出場停止の処分が科せられているアンドレア・イアンノーネの代役として、シーズン残りの3戦、第13戦ヨーロッパGP、第14戦バレンシアGP、最終戦ポルトガルGPにテストライダーのロレンソォ・サバドーリを起用することを発表した。
プロトタイプマシンの開発作業を務める一方で、今季はイタリア選手権のスーパーバイククラスに参戦。アプリリア機を使用して、全4戦8レースで6勝を挙げ、タイトルを獲得していた。
マッシモ・リボラ(アプリリア・レーシング最高経営責任者)
「最初に、今シーズン努力をしてくれたブラッドリー・スミスに感謝します。偉大な尊厳と卓越したパフォーマンスを備えたファクトリーライダーの予想外の役割を果たしてくれました。彼の貢献は非常に貴重でした。今、我々はロレンソォのデビューに楽しみに待っています。このプロモーションは、確かにイタリア選手権のライダーとして、スーパーバイククラスを圧倒的に支配したグレートなシーズンに対する報酬ですが、2021年にテストライダーして成長する一歩となります。レースにおいて、駆け出しのプロジェクトで走ることは、ロレンソォにとって、そして、アプリリア・レーシング全体にとって確かな前進となるでしょう。」
ロレンソォ・サバドーリ
「幸せと言うには控えめな表現であり、この素晴らしい機会を提供してくれたアプリリア・レーシングに感謝したい。RS‐GPのテストとシーズンが終了したばかりのイタリア選手権により、イベントへの準備が整っている。イタリア選手権はトップフォームと最大の集中力が要求された挑戦的なチャンピオンシップだった。さあ、自分の考えを再編集し、最初のセッションに向けて準備を整え、集中することを確実にしよう。」
初めてのアクセスですか?登録