マリーニ&バスティアニーニが最高峰クラスに昇格

エスポンソラマ・レーシングとスカイ・レーシング・チーム・VR46がコラボを結成。

エスポンソラマ・レーシングスカイ・レーシング・チーム・VR46は7日、来季2021年に向けてコラボレーションを締結することを発表。

同時に、今季の中量級でタイトル争いを展開する総合2位のエネア・バスティアニーニと総合3位のルカ・マリーニの起用を発表し、2人がドゥカティ・コルセから供給される2019年型のプロトタイプマシン、デスモセディチGP19を駆けることになった。

2人のヤングライダーは、ドゥカティ・コルセと契約。マリーニはスカイ・レーシング・チーム・VR46のカラーリングに施されたドゥカティ機を駆ける。

ルカ・マリーニ
「『MotoGP™クラス』の参戦は全てのライダーの夢。このグレートな機会が持てること、スカイ・レーシング・チーム・VR46、エスポンソラマ・レーシング、ドゥカティと共有できることは、さらに素晴らしい。ここ数年、僕はチームと一緒に経験を積み、成長し、重要な結果を獲得した。僕たちはシーズンの重要な段階にあり、一緒にこのビックステップを踏み出す前に、最大の目標を達成するために、懸命に仕事を続けよう。」

エネア・バスティアニーニ
「ドゥカティ、エスポンソラマ・レーシングと共に『MotoGP™クラス』に参戦できることがとても嬉しい。今はシーズンを終わらせることに集中する。簡単なことではないけど、チャンピオンとして昇格したい。来年、数人ライダーたちが昇格し、世界最速のライダーたちと一緒にアバンチュールを開始する。チームと一緒にグッドなリザルトを獲得したい。」

ラウール・ロメロ(エスポンソラマ・レーシング/チームオーナー)
「今回の調印により、エスポンソラマ・レーシングの技術面及びスポーツ面の編成は継続され、近年では、ヨハン・ザルコが重要なポジションを争い、ティト・ラバットが重要な成長を遂げました。時間の経過と共に仕事の成果が証明され、パートナーであるドゥカティ、オーリンズ、ブレンボ、そして、全てのスポンサーに感謝しなければいけません。来年、チャンピオンシップで最も強く、堅実なチームの1つであるスカイ・レーシング・チーム・VR46と共にルカ・マリーニを迎えることを誇りに思います。このグレートなブレイキングスルーに大きな期待感があり、我々の目標はチャンピオンシップでリファレンスなチームであることを証明続けることです。」

パブロ・ニエト(スカイ・レーシング・チーム・VR46/チームマネージャー)
「2014年からプロジェクトに参加する人にとって、『MotoGP™クラス』は常に夢でした。フランチェスコ・バグナイアが2019年に昇格した後、マリーニとスカイ・レーシング・チーム・VR46は同じ目標を達成する一方で、2021年にオフィシャルファクトリーのカラーリングで参戦するところを目撃することになります。信頼と最大の支援を確保したエスポンソラマ・レーシングとドゥカティと共に我々自身を試すことを決断しました。」

パオロ・チャバッティ(ドゥカティ・コルセ/スポーティングディレクター)
「エスポンソラマ・レーシング、スカイ・レーシング・チーム・VR46との間で、この合意に調印でき、ルカ・マリーニが『MotoGP™クラス』にデビューができることを大変嬉しく思います。ルカは『Moto2™クラス』で最も速く、戦闘力のあるライダーの1人であることを証明しました。ドゥカティは最高峰クラスの新人として彼の1年目に必要な全てのサポートを提供します。この決定により、ドゥカティはスカイ・レーシング・チーム・VR46で成長し、2019年にプラマック・レーシングからデビューし、2021年にドゥカティのオフィシャルチームから参戦するために重要な結果を獲得したフランチェスコ・バグナイアのような若い才能を高めるための戦略を継続します。」

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