LCR・ホンダ・カストロールのカル・クラッチローは12日、第14戦バレンシアGPの開催を前日に控えた中、注目が集まる来季に関して、アプリリアからのレギュラー参戦するオファーを断り、ヤマハのテストライダーに就任する可能性があることを説明。
「本当のところ、ヤマハとの交渉は大きく前進している。非常に近い将来に双方が満足する合意に到達すると思う。」
「大変興味深いプロジェクトであり、『MotoGP™クラス』での知識と長年の経験、スピードに関して、今シーズン以降に上手く使えそうだ。」
「アプリリアに対して、彼らのプロジェクトに加入したくないことを伝えた。」
「正しい判断を下したと思う。心と気持ちで動かなければいけない。もしかしたら、誰もが予想したこととは異なる道を選んだかもしれない。」
「当然、僕は幸せで悲しい。結局のところ、僕は心底ライダーなんだ。僕はレースため、できる限り最善の仕事をするためにここに来る。常に自分が上手くできると信じていたけど、時々そうならないことがある。知っての通り、このスポーツで成功を収めていない。」
「もし成功が勝利なら、多くの場合、ライダーの90%は勝利を挙げていない。しかし、『MotoGP™クラス』で素晴らしい10年間を過ごした。グレートなレースがあり、それは自分の期待を超えるものだった。『MotoGP™クラス』で達成したことを幸せに思う。」
「僕と家族のために素晴らしい人生を過ごした。フルタイムのライダーとして参戦できないことは悲しいけど、一方で、ここまでのキャリアに満足。これが全て。もし他のことをする場合には、そのことにエネルギーを注ぐ。それはシンプルなことだ」と、2011年から続けてきたレギュー参戦に終止符を打つ心境を語った。
クラッチローとヤマハが契約に締結に向けて交渉
カル・クラッチローのヤマハ入りを歓迎
初めてのアクセスですか?登録