決勝レース:オリベイラがホームでポール・トゥ・ウイン!

インディペンデント勢が表彰台を独占。中上5位、ドビツィオーソとクラッチローは6位と13位。

最終戦ポルトガルGP決勝レース(周回数:25ラップ)は22日、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで行われ、ポールポジションのミゲール・オリベイラがオープニングラップからライバルを引き離し、所属するKTMのホームレース、第6戦スティリアGPに続く2勝目を挙げ、総合10位から9位に浮上した。

気温22度、路面温度28度のドライコンディションの中、3番グリッドのジャック・ミラーと2番グリッドのフランコ・モルビデッリは、前戦バレンシアGPを再現するように最終ラップでバトルを展開。ミラーが2戦連続3度目の2位を獲得すれば、モルビデッリは2戦連続5度目の表彰台を獲得。9番グリッドのポル・エスパルガロは4位。

11番グリッドの中上貴晶は、13.318秒差の5位に入り、今季4度目となるトップ5入り。

12番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは、キャリア通算327戦目を6位でゴール。

6番グリッドのステファン・ブラドルは、ホンダのテストライダーに就任してから最高位となる7位。14番グリッドのアレイシ・エスパルガロは、今季の最高位となる8位。16番グリッドのアレックス・マルケスと7番グリッドのヨハン・ザルコがトップ10入り。

8番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは11位。17番グリッドのバレンティーノ・ロッシは12位。4番グリッドのカル・クラッチローは13位。

5番グリッドのファビオ・クアルタラロは、右前腕に問題が発生して14位。10番グリッドのアレックス・リンスは、右肩に問題を抱えながらポイント圏内の15位でフィニッシュ。20番グリッドのジョアン・ミルは、技術的な問題が発生して16ラップ目にピットインに戻りリタイア。

15番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは、1ラップ目にイン側から進入してきた他車と接触した際に右腕を強打したことからリタイア。13番グリッドのブラッド・ビンダーは3ラップ目の1コーナーで今季10度目の転倒を喫した。

チャンピオンシップは、モルビデッリが総合2位とインディペンデントライダー部門のタイトルを獲得。リンスが自己最高の総合3位に進出。ドゥカティがコンストラクター部門を2007年以来13年ぶりに制した。

RESULTS

VideoPass(ビデオパス)』では、最終戦ポルトガルGPの決勝レースをオンデマンドで配信