ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームのファビオ・クアルタラロは、キャリア100戦目となった最終戦ポルトガルGPの決勝レースで2列目5番グリッドから1ラップ目に8番手。1分40秒台のペースを維持できなくなった10ラップ目あたりから順位を下げ、14位でフィニッシュ。総合5位から8位に後退した。
「スタート時に使用するホールショットデバイスに問題が発生してしまったことから、幾つかポジションを落としてしまい、レース中盤から右前腕の腕上がりに苦しんだ。昨年の手術以降、一度も問題がなかっただけに本当に不思議だ。」
「チームにとって大変感動的なラストレースだった。残念なことに望んでいた通りに終えることができなかった。グレートなリザルトで今年を締め括りたかった。バイクのフィーリングは良かったから、5位から8位争いができると思っていただけに、腕の痛みで障害となってしまった。」
「2020年は3勝を挙げたけど、十分ではなかった。望むような形でシーズンを終わらせることができなかったけど、僕にチャンスを提供してくれ、2年間一緒に過ごしてきたチームのことは忘れない。いつまでも僕のハートの中に残るだろう。懸命な仕事とサポートに感謝したい。来年も機会を見て、チームを訪ねたい」と、ラストレースを終えた複雑な心境を語った。
21歳のフランス人ライダーは、1月29日にヤマハ発動機との間で2021年から2年間の契約に関して合意。最高峰クラス3年目の来季は、ヤマハのファクトリーチームから参戦する。
I don’t what to think about this season... tough end of the championship. We hope to find the problem as soon as possible. 3 victories this year but I hope that YMC & I can make a big step for 2021. I’m motivated but now is time to relax a bit and prepare well the next season. pic.twitter.com/sSwfIydLzU
— Fabio Quartararo (@FabioQ20) November 22, 2020
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