レプソル・ホンダ・チームのアレックス・マルケスは、最終戦ポルトガルGPの決勝レースで6列目16番グリッドから18.325秒差の9位。今季5度の1桁台、9度目のポイント圏内に進出し、最高峰クラス1年目を総合14位で締め括った。
「経験豊富なライダーたちと闘った厳しいレース。バイクの上でとても楽しかった。1ラップ目にジョアン・ミル、その後にバレンティーノ・ロッシ、そしてファビオ・クアルタラロとバトルをしたから、彼らから沢山のことを学ぶことができた。僕たちのペースは4位争いができるほどすごく良かったから、スタートポジションが今回も影響してしまったけど、それでも、良い追い上げができた。」
「大変な激戦となったレースの後で、チャンピオンを獲得したアルベルト・アレナスとエネア・バスティアニーニを祝福したい。」
「今シーズンを振り返れば、当然、もっと早い改善や結果を獲得するためにできたことが幾つかあったけど、多くのカテゴリーで、僕はいつもスロースターター。決して諦めずに目標を達成してきた。今年は2度の表彰台を獲得。これはシーズンが始める前に夢に見ていたこと。最初の表彰台は、特殊なコンディションだったけど、アラゴンでは、良いことがあって、さらに嬉しいことが起こったという感じ。残念なことに、アラゴン2とバレンシアで野心的になりすぎてしまい、ルーキー・オブ・ザ・イヤーのタイトルを獲得できなかったけど、後半戦の仕事にはとても満足。」
「今シーズンの開催を可能にしてくれたドルナスポーツをはじめ、スポンサー、テレビの前のファン、世界中の人たちに感謝したい。もちろん、サーキットに来てほしかったけど、それは可能ではなかった」と、シーズンのラストレースを振り返り、最高峰クラス1年目を総括した。
24歳のスペイン人ライダーは、デビュー戦となった第2戦スペインGP前にHRCとの間で契約期間を2年延長することで合意。来季2021年から2年間、サテライトチームのLCR・ホンダから参戦することが決まっている。
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