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2020-12-05
By motogp.com

転倒レポート~ドビツィオーソ&ビニャーレスの転倒リタイアは1回

最高峰クラスの年間転倒数180回、決勝レース転倒数56回、述べ54人が転倒リタイア。

Tags MotoGP, 2020

2020年シーズンは新型コロナウイルスによるパンデミックの影響を受け、最高峰クラスは14戦を開催。シーズンを通じて180回の転倒数が数えられ、そのうち決勝レースでは56回を記録。最多は参戦1年目のブラッド・ビンダーの5回。4回の転倒リタイアを喫しながら、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。

昨年2回の転倒リタイアを記録したアレイシ・エスパルガロは、決勝レース中に4回の転倒で4回の転倒リタイア。ファビオ・クアルタラロは、4回の転倒で2回の転倒リタイアを記録。

最高峰クラスに進出してから自己最高位となる総合5位に進出したポル・エスパルガロは、転倒リタイアが昨年の1回から3回に増加すれば、KTM勢のミゲール・オリベイラとイケル・レクオナも3回の転倒リタイア。

チャンピオンを獲得したジョアン・ミルは、第2戦スペインGPと第4戦チェコGPで最高峰クラス1年目に並ぶ2回目の転倒リタイアを喫した後、安定して上位に進出すれば、総合2位フランコ・モルビデリは6回から2回、総合3位アレックス・リンスは3回から2回に減少。

昨年2回の追突が原因でレースからの離脱を強いられたアンドレア・ドビツィオーソは、第9戦カタルーニャGPで他車の転倒に巻き込まれ、マーベリック・ビニャーレスは、第6戦スティリアGPでブレーキの不具合が原因で1コーナーから飛び出してエアーフェンスに激突。

クラス最少となる2回の転倒数を記録したダニロ・ペトルッチは、そのうちの1回が第3戦アンダルシアGPの決勝レース。

クラス最多となる15回の転倒数を記録したヨハン・ザルコは、3戦で転倒リタイア。

最高峰クラス1年目に15回の転倒で2回の転倒リタイア、2年目に7回の転倒で他車の転倒に巻き込まれた1回を含めて2回の転倒リタイアを喫した中上貴晶は、年間で9回の転倒を数え、初めてのポールポジションからスタートした第12戦テルエルGPと初表彰台を狙った第14戦バレンシアGPで転倒リタイアを喫したが、自己最高位の総合10位に進出。

昨年、1998年以来2度目となる4回の転倒リタイアを記録したバレンティーノ・ロッシは、ホームレースの第8戦エミリア・ロマーニャ&リビエラ・ディ・リミニGPから2年連続となる3戦連続の転倒リタイアを記録。技術的問題による2戦のリタイアと新型コロナウイルス感染による2戦の欠場も影響して、総合15位に後退。

昨年14回の転倒中1回が第3戦アメリカズGPの転倒リタイアだったマルク・マルケスは、緒戦となった第2戦スペインGPで転倒。以降13戦を欠場すれば、代役に指名されたステファン・ブラドルは、全11戦で完走。2戦に代役を務めたミケーレ・ピロと最終戦に招集されたミカ・カリオは、セッションを通じて1度も転倒せず、テストライダーとしての役割も遂行した。

1. ジョアン・ミル: 年間転倒数5回/決勝レース転倒数2回(転倒リタイア2回)
2. フランコ・モルビデリ: 5回/2回(2回)
3. アレックス・リンス: 8回/2回(2回)
4. アンドレア・ドビツィオーソ: 4回/1回(1回)
5. ポル・エスパルガロ: 10回/3回(3回)
6. マーベリック・ビニャーレス: 4回/1回(1回)
7. ジャック・ミラー: 8回/2回(2回)
8. ファビオ・クアルタラロ: 8回/4回(2回)
9. ミゲール・オリベイラ: 8回/3回(3回)
10. 中上貴晶: 9回/2回(2回)
11. ブラッド・ビンダー: 10回/5回(4回)
12. ダニロ・ペトルッチ:2回/1回(1回)
13. ヨハン・ザルコ: 15回/3回(3回)
14. アレックス・マルケス: 14回/2回(2回)
15. バレンティーノ・ロッシ: 6回/3回(3回)
16. フランセスコ・バグナイア: 8回/3回(3回)
17. アレイシ・エスパルガロ: 12回/4回(4回)
18. カル・クラッチロー: 6回/2回(2回)
19. ステファン・ブラドル: 7回/0回(0回)
20. イケル・レクオナ: 11回/3回(3回)
21. ブラッドリー・スミス: 10回/2回(2回)
22. ティト・ラバット: 7回/3回(3回)
23. ミケーレ・ピロ: 0回
ミカ・カリオ: 0回
ロレンソォ・サバドーリ: 2回/2回(2回)
マルク・マルケス: 2回/1回(1回)

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