ドゥカティが26年まで継続参戦

17年からの5年契約を1年残し、5年契約を締結。KTMに続き、2メーカー目。

ドルナスポーツドゥカティ・モーター・ホールディングは19日、2022年から5年間の参戦に関して合意したことを発表。最高峰クラスに2026年末まで継続参戦することが決まった。

2003年に参戦を開始すると、2020年末までの18年間で51度の優勝を含む160度の表彰台を獲得。2020年には、2007年以来2度目となるコンストラクターのタイトルを獲得した。

クラウディオ・ドメニカリ(ドゥカティ・モーター・ホールディング最高経営責任者)
「レースは常にドゥカティブランドの基本的な部分を表現し、今後もそうあり続けます。実際、世界中のドゥカティファンから受ける情熱と声援が刺激となるだけでなく、最も洗練したマテリアルと最も革新的なデザインがテストされる高度な研究所でもあり、また、スーパーレッジェーラV4とムルティストラーダV4が実証したように、若手のエンジニアたちが成長し、最先端技術のバイクを顧客に提供するための訓練場でもあります。どちらの場合も、偏角は大きく異なりますが、『MotoGP™』で得られた経験は基本的なものです。」

「この新たな合意により、スポーツバイク以外における生産範囲の拡大を継続する計画があり、トラックと高性能バイクがドゥカティの中心的な要素であり続けることが確認されました。ドルナスポーツとカルメロ・エスペレータが『MotoGP™』を真に並外れたメディアプラットフォームに成長させた長年の素晴らしい業績に感謝したいです。」

ルイジ・ダリーニャ(ドゥカティ・コルサ最高経営責任者)
「2026年末までの参戦を確認することができて嬉しいです。ここ数年、デスモセディチGPはグリッド上で最も戦闘力のあるバイクの1つであることを証明し、2020年のコンストラクタータイトルは、まさにその証拠でした。今年の技術規則により、重要な技術開発は許可されませんが、今までと同じ情熱と献身を持って、2021年シーズンに立ち向かいます。目標は我々のライダーたちと共にタイトルを争い、将来のコミットメントに向けて基盤を整えることです。」

カルメロ・エスペレータ(ドルナスポーツ最高経営責任者)
「ドルナスポーツはドゥカティとのパートナーシップを継続することを誇りに思い、チャンピオンシップへの信頼に感謝しています。ドゥカティの成功への道のりに同行できたことを光栄に思い、ジャック・ミラーとペッコ・バグナイアのような2人の輝くヤングスターたちと共に新たなエピソードの共有することが待ちきれません。彼らの可能性と才能は、これから始まる2021年のチャンピオンシップの資産の1つとなるでしょう。」

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